この手の唯一性が高い生徒はとりあえず引いておいた方が無難という法則に従って天井まで回したが★3は160連目のココナのみという過去最悪の引き。おまけにユウカノアなら性能次第で我慢できるとたかをくくっていたところにまさかのウタハ先輩実装で正直辛い。ヒビキがガチャ産なら憤死モノだった。
とはいえ、ココナは要素がゴチャゴチャしていて強いのか弱いのか正直わからない、というかそもそも説明文がいまいちわかりにくかったため、本来は引く前に済ませておくべきことな気もするがもろもろの情報をまとめておく。
基本情報
フルネーム | 春原ココナ |
---|---|
役割 | STRIKER |
ポジション | MIDDLE |
クラス | ヒーラー |
武器種 | AR |
遮蔽物 | 使う |
攻撃タイプ | 貫通 |
防御タイプ | 特殊装甲 |
所属 | 山海経 |
コハルに続く二人目のストライカーヒーラー。攻撃タイプは貫通だが、ヒーラーなので相手の装甲属性を考慮せず起用できるのが強み。
特殊装甲の生徒は現状少なめかつコハル(重装甲)と差別化可能である点、生徒数が少ない山海経なので育成が容易(オーパーツは加味しない)な点も嬉しい。
ステータス
他ステータスはあまり重要ではないので割愛し、治癒力のみを抜粋する。現時点でのヒーラーの治癒力を数値順にした表は以下のとおり。
生徒名 | 治癒力(★3Lv80) | 治癒力(装備等込) |
---|---|---|
ノドカ(温泉) | 7985 | 12664.21 |
セリナ | 7416 | 11761.77 |
チナツ | 7319 | 11607.93 |
ハナコ | 7273 | 11534.97 |
フウカ | 7229 | 11465.19 |
ハナエ | 7182 | 11390.65 |
アヤネ | 7182 | 11390.65 |
コハル(SS込) | 6569 | 11364.37 |
ココナ | 7015 | 11125.79 |
コハル | 6569 | 8671.08 |
コハルにも言えることだが、本職(?)のヒーラーと比べると若干だが見劣りする結果に。また、上の表には加味されていないがココナの場合、固有武器を★2まで上げてパッシブスキル+を解放した際に上昇するステータスが回避値なので、育成度合いが進むにつれ、も更に数値で劣ることになる。見方を変えれば★5の固有1でヒーラーとしてはある程度完成するということ。劣るとは言ったもののそこまで大きな差ではなく、決して悪い水準ではない。
素の攻撃力(★3Lv80時)は2057と当然だが低め。
装備は靴・ヘアピン・ネックレス。ヒーラーはネックレスさえあればあとは何でもといったところ。
スキル
EXスキル:「大変よくできました!」
【コスト2:自信を除き味方1人に対して治癒力290%分の回復/自身に治癒力の101%分の回復/「花丸スタンプ」を1個獲得】(Lv.5)
他のヒーラーと比較した倍率やコスト効率は下記のとおり(コスト比順)。
生徒名 | EX倍率(%) | COST | EX倍率/COST(%) | 備考 |
---|---|---|---|---|
ココナ(自己回復込) | 391 | 2 | 195.5 | 単体 |
ココナ | 290 | 2 | 145 | 単体 |
ハナエ | 510 | 4 | 127.5 | 単体/持続 |
ノドカ(温泉) | (38.6/47.1/55.7)*10 | 4 | 117.83 | 範囲/持続 |
セリナ | 228 | 2 | 114 | 単体 |
チナツ | 342 | 4 | 85.5 | 単体/弱体解除 |
コハル | 192 | 3 | 64 | 範囲 |
アヤネ | 224 | 4 | 56 | 範囲 |
ハナコ | 255.5 | 5 | 51.1 | 範囲 |
フウカ | 207 | 5 | 41.4 | 範囲 |
※ノドカのコスト比については(38.6+47.1+55.7)/3=47.13*10/4で計算。(冴えたやり方ではありませんが今回は彼女が主役ではありませんので御勘弁ください)
コスト効率で言えば自己回復を加味しなくても堂々の1位。先述した治癒力の低さを考慮しても回復系のEXスキルとして随一の性能と言っても過言ではないはず。起用するなら最優先で強化したいスキル。スタンプについてはここでは割愛。
ノーマルスキル:「次も楽しみにしてますよ!」
【味方が会心を100回成功したとき、自身を除きHPが最も低い味方に対して治癒力の107%分の回復/「花丸スタンプ」を1個回復】(Lv.10)
ノーコスト回復、スタンプ獲得は強力だが、発動条件である「味方が会心を100回成功」が曲者。現状では発動タイミングを調整するどころか、発動させること自体が一苦労。有効活用するなら可能な限りAR・MG・SMGあたりの手数の多い(かつグローブ持ちの)生徒や、ネルやチェリノのようなEXスキルで連続攻撃ができる生徒を同時に編成する必要がある。というか実際このスキルが腐るとSSもほぼ道連れなのでどうにかして発動を狙っていきたい。
せっかくのノーコスト回復も、タイミングが選べない以上回復手段として当てにするのは難しく、レベルアップによって上昇するのは回復性能の部分だけなのを踏まえると、鍛えるに越したことはないが無理に急ぐほどではないかも。
パッシブスキル(+):「教官としての責任(+)」
【(回避値を304増加/さらに)治癒力を26.6%増加】(Lv.10)
ヒーラー御用達のパッシブスキル。コハルと違いパッシブが回復なのは大きなアドバンテージだが、先述のとおり固有2で開放されるステータス上昇が回避値なのは注意点。とはいえ所持スキルの中では育成優先度は高い。
サブスキル:「梅花園の指導法」
【「花丸スタンプ」を5個獲得時、自身を除く味方のスキルコストを1減少(Exスキルの使用1回分)(「花丸スタンプ」は初期化されます)/自身に治癒力108%分の回復】(Lv.10)
ココナ第二のアイデンティティと言えるかもしれないスキル。
1度の発動で削減できるコストは5だが、これはあくまで5名全員のEXスキルを使えたらの話。現行では4名でスキルを回し、2名はスキルを使用しないという運用が主流なので、ココナの真価を発揮させるのであればある程度専用の編成を考える必要がありそう。
また、EXスキルを3回使った時点でコスト的には赤字になるので、コスト減少の効果としては正直物足りない。ただし現状でも優秀なEXスキルを「2コストで使えてコスト回収も図れる高倍率の回復EXスキル」に昇華させられると考えれば十分強力なスキルのはず。あくまでメインはヒーラーとして積極的にEXを使える局面で投入し、コスト減少はプラスアルファの要素という認識が妥当か。
スタンプを獲得すると、バフ等と同様HPバーの上に黄色いスタンプマークが表示され、現在の所持数を確認できる。5つ貯まった時点で自動的に発動し消滅する。
なお、SSの重ね掛けはできない(すでにSSが発動している状態でEXを使用せずもう一度SSを発動させても2減らせたりはしない)。また、ウイのEXスキルとは重複せず、後にかけた方の効果で上書きされる(5コストの生徒にココナSSが乗り4コストになった状態へウイのEXをかけると2にはならず3になる・ウイのEXで3になった生徒にココナSSが発動すると2にはならず4になる、といった具合)模様。
活躍が期待できるコンテンツ
現時点でぱっと思いつくのは総力戦「ケセド」と総力戦「ヒエロニムス」、合同火力演習の「突破演習」。
ケセドに関してはチェリノやマリナのような広範囲かつ多段ヒットのEXを持つ生徒と同時に編成することで、(相対的に)スムーズにスタンプを集めることができる、はず。
ヒエロニムスでは装甲の相性がよく、ヒーラーとして起用できる。手数の多いアズサ、シロコ、ノノミ(水着)や確定会心を撃てるサオリなど相性のよい生徒がいるのもプラス。ただ正直範囲回復とNSを持つコハルの方が総合力で勝りそうではある。
突破演習でもかかし用のヒーラーとして起用できる。
総評(個人の感想です)
コハル・ウイ両名の性質を併せ持つという(個人的)期待の下実装されたココナだが、NSが機能しない危険性があることを踏まえるとヒーラーとしての総合力はセリナ、コハルに若干劣り、コスト減少持ちとしてはウイにだいぶ劣るというのが正直な印象。
どれだけ優秀でも2番手・3番手には出番が回ってきにくい現状を踏まえると、「ヒーラー」と「コストカッター」双方の性質が十分に発揮できるシチュエーションがない限り4名の枠に食い込むのは難しいかもしれない。
活路を見出すとすればスペシャルの生徒との相性の良さで、「スペシャル枠を火力やバフで埋められる」「スペシャルのEXコストを削減できる」のは大きな利点。すでに何度か述べているとおり、ココナの真価を発揮させるにはやや偏った編成を組む必要があるが、逆の言い方をすれば今までにない編成が登場しうるということでもある。
また、これはあくまで現段階での話であり、INSANEに次ぐ新たな難易度の総力戦等、複数部隊での挑戦を余儀なくされる高難易度コンテンツが実装されれば、コハルやウイと同様幅広い活躍が見込める生徒なのは間違いない。強力な会心値バッファーや会心低効率デバッファーの実装でNSの発動難易度が改善される展開もなくはない。
やや同僚を選ぶものの、多芸さから様々なコンテンツで安定した性能を発揮でき、更に唯一性の高さから今後思わぬ活躍の場が与えられる可能性もある。山海経所属で育成難易度が低い上に、そもそもスキルレベルで性能が左右されにくく、そこまで完成度が求められない点もありがたい。
ベテラン先生にとっても初心者先生にとってもなかなか見過ごせない生徒だと個人的には思う。天井覚悟で引くべきかはまた別の話だが。
敢えてマイナスの話題をあげると、「手数の多い生徒と同時編成することで力を発揮する」点がミユと競合してしまっていて、現状でも厳しいミユの立場がさらに悲惨になりそうなのが個人的には辛い点。メインストーリー4章更新に合わせて愛用品実装待ってます。