このタイミングで敢えて爆死しておくことで周年に向けて運を蓄える高等戦術。
基本情報
フルネーム | 尾刃カンナ |
---|---|
役割 | STRIKER |
ポジション | MIDDLE |
クラス | アタッカー |
武器種 | HG |
遮蔽物 | 使う |
攻撃タイプ | 爆発 |
防御タイプ | 軽装備 |
所属 | ヴァルキューレ警察学校(公安局) |
ヴァルキューレの「狂犬」こと公安局局長尾刃カンナの水着バージョン。
待望のSTRIKER化を果たしたのに加えて、比較的厚着だった通常衣装から開放的な水着衣装へと装いを新たにしている。
軽装備のサポーターはアカネ、チナツ(温泉)、ウイ、ミユ、ハレ(キャンプ)等有能揃い。必ずしも競合するわけではないのであまり重要ではない。
ステータス
HP | 28970 | 攻撃力 | 2075 | 防御力 | 99 |
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治癒力 | 6185 | 命中値 | 109 | 回避値 | 998 |
会心値 | 218 | 会心ダメージ率 | 200 | 安定値 | 904 |
射程距離 | 550 | CC強化力 | 100 | CC抵抗力 | 100 |
コスト回復力 | 700 | 防御貫通値 | 0 | - | - |
市街地 | D | 屋外 |
S(SS) |
屋内 | B |
値は★5・Lv90の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。
作中で語られているスペックの高さとは裏腹にステータスは軒並み控えめ。しいて言えば治癒力が高めだがヒーラーではないので活用の機会はあまりなさそう。
サポーターであるカンナ(水着)にとっての重要ステータスは耐久面と思われるが、STRIKER・HGのくくりで見るとHP・防御力・回避値の順に18名中13・15・13位。射程550も気になると言えば気になる。
装備はシューズ・ヘアピン・お守り。贅沢を言えばバッジかバッグが欲しかったところではある。
スキル
EXスキル:「水上安全、確保!」
COST:2 | 敵1人に対して、攻撃力の927%分のダメージ/防御力を47.8%減少(20秒間) |
浮き輪を超高速で投げつけ、敵単体に対してダメージと防御力デバフを与えるEXスキル。
ダメージ部分はコストに比して高倍率だがカンナ(水着)自身の攻撃力が控えめなので、本命はあくまで防御力デバフ。
とりあえずEXでデバフを付与できる生徒との比較が下表。
生徒名 | 倍率 | 効果時間 | COST |
---|---|---|---|
カンナ(水着) | 47.8 | 20 | 2 |
アカネ | 37.7 | 30 | 2 |
シロコ(水着) | 34.2 | 30 | 3 |
ヒヨリ | 30.1 | 30 | 3 |
ヒヨリ※ | 51.6 | 30 | 3 |
他にも数名いるが毛色が違うかなと思ったので割愛(あとでノアが抜けていたことに気づいたが大勢に影響はないので気づかなかったことにする)。厳しい前提条件のあるヒヨリを除けば(アリウス水着イベでの緩和に期待)図抜けた倍率を誇る。ただし効果時間の短さというネックがあり、アコ・ヒマリあたりと組み合わせるのならPS+で効果時間を伸ばしたいところではあるが、発動からデバフ付与までがかなり早く、後乗せで使えばカバーできそうではある。
また、ノーマルスキルで34.8%の防御力デバフを付与できるマキとの組み合わせで、デバフ効果上限値の80%に到達できる。防御タイプも同じなため防御力の高い相手に対しては非常に有効なコンビとなり得る。
ノーマルスキル:「入念な準備運動」
40秒毎に、被ダメージ量を19.6%減少(30秒間) |
被ダメージ量減少という非常に希少なノーマルスキル。
類似の効果を持つのは今のところツバキとミカのみ? 本スキルが与える影響と適当に抽出した生徒との比較が下表。
生徒名 | HP | 防御力 | カット率 | 実質HP① | 被ダメージ量減少 | 実質HP② |
---|---|---|---|---|---|---|
カンナ(水着) | 64483 | 99 | 105.94% | 68313 | 19.60% | 81702 |
アカネ | 63192 | 107 | 106.42% | 67248 | 0.00 | 67248 |
ホシノ(水着) | 72384 | 2983 | 278.98% | 201936 | 0.00 | 201936 |
ミカ | 85509 | 121 | 107.26% | 91716 | 12.20% | 102905 |
計算的にはHPにカット率を乗算し実質HP①を出したあと、さらに被ダメ減少を乗算し②を出している。合っているのかは知らない。補助値はなし。
アカネに比べば頑丈だが、純正タンクは愚かホシノ(水着)やミカにも及ばないという結果に。今回は計算に組み込んでいないがミカに関しては回避値も高いため表の数字以上の差が見込まれる。
被ダメージ量減少、という目新しい字面の割には物足りない結果ではあるが、堅実に打たれ強くなってはいるので悪いスキルではない。戦闘中に準備運動をはじめる絵面はなかなかシュール。
パッシブスキル(+):「ライフセーバーとしての心構え(+)」
(弱体状態持続力を1900増加/さらに)HPを26.6%増加 |
PSではシンプルに耐久性が向上し、PS+ではデバッファーとしてのポテンシャルに磨きがかかる。20秒が19%延長され23.8秒に。
サブスキル:「ぎこちない笑顔」
自身とスペシャル生徒の攻撃力を30.6%増加 |
味方のSPECIAL生徒と自身の攻撃力を無条件に増加させるサブスキル。
効果はカンナ(水着)が撤退した後も持続する模様。SPECIALを強化するスキルを持つのは他にサキ(水着)のみで、倍率は全く同じ。
条件の割には効果量が高く、希少価値もあるスキルだが、現状では活かせる場面は限られてくる。
コンテンツ別の印象(個人の感想です)
任務
NSのおかげで多少頑丈とはいえ射程の短さがネック。単体への防御力デバフが必要な場面では頼りになる。
指名手配/拠点防衛/クレジット回収
指名手配・拠点防衛は適性なし。
クレジット回収はネロの防御力を調べたことがないので何とも言えないがそんなに固くない気はする。
学園交流会
防御力デバッファーとしては優秀なため、対タンク処理のサポートに使えなくはないが、爆発タイプの敵が多い対ゲヘナへの起用は少し怖いか。
総力戦&大決戦
EXが活きる「防御力の高い単体ボス」というくくりに該当するのは「ビナー」「ヒエロニムス」。ビナーに関しては敵の攻撃タイプとの相性も良く、前述したマキと組み合わせることでアカネのお株を奪う活躍が期待できそう。一方でSPECIALを強化するSSを生かしたアヤネ(水着)やウタハ、カンナとの組み合わせも面白いかもしれない。反対にヒエロニムスに関しては耐久面への不安が払拭できないが、回復やシールドで無理矢理延命する、という戦法もとれなくはない。もっともノア、NSではあるがアコ(ドレス)、シロコ(水着)の他に軽装備ならナギサも加わるので無理してまでカンナ(水着)を起用するかというと……。
他には「ペロロジラ」における光るペロロミニオン起爆要員(あくまで多凸時やゲージ・ダメージ調整要員として)や、そこそこ防御力の高い「シロ&クロ」等でも凸数によっては出番が見込める。
個人的には耐久性次第では「グレゴリオ」にデバフ要員兼SPECIALのサポーターとして起用できるかもと思ったのだがどうやら難しそう(そもそもサキ(水着)の方がこの用途では強い)。
合同火力演習
EXを軸に考えた場合、単体デバフが活きるのは「射撃演習」のみ。昼のネロの基礎防御力はそこまで高くなかったと思うので、防御力強化やデバフ共有等のギミックがない限りは安定した活躍は難しいかもしれない。
一方、SSのSPECIAL生徒強化は現状サキ(水着)とカンナ(水着)だけが持つスキルなので、SPECIALが活躍する演目では採用が見込める。
制約解除決戦
「セトの憤怒」想定の場合、敵の攻撃タイプとの相性が悪く、防御力デバフもそこまで有効ではない上、シロコ(水着)というライバルもおり、ほぼ出番は期待できない。
戦術対抗戦
EXのコストが低く、最低限の耐久性は持ち合わせているため、ハルナ(正月)やイロハ等強力なEXを持つ生徒を主軸とした編成に組み込めなくもない。とはいえコストが低い以外は際立った強みもなく、ナギサ、ユズ(メイド)、ハナコ(水着)等天敵の多い軽装備なのでおそらく趣味の域を出ない。撤退しても効果が持続するSSを生かしてSPECIALを攻撃の主軸に据えた編成とか面白そうではあるが……。
全体的な印象(個人の感想です)
非常に無駄のないスキル構成を持つ優秀なサポーター。
特にEXのコストパフォーマンスは素晴らしく、相性のよいビナーでは高い採用率が見込める。その他のスキルも自身の耐久力を高めるNS・PS、デバフを補強するPS+、SPECIAL生徒をサポートできるSSといずれも有用。
とはいえ、ビナー以外では今のところ目立った活躍の場所はなく、そのビナーに関してもアカネという育成しやすい対抗馬がおり、ひとまずいないと困る、という類の性能ではなさそう。
また、あまりにも皮算用だが、今後開催されるかもしれないアリウス水着イベントで実装される面々の性能次第では「アリウススクワッドの生徒が3人以上の場合」という条件が緩和されたヒヨリが防御力デバッファーとして覚醒する可能性もあり、将来性にも一抹の不安があると言えばある(多分ない)。
個人的にはSPECIALを強化するSSに期待しており、このスキルを持っている点もなかなか好印象なのだが、サキ(水着)のときにも同じようなことを言ったわりに目立った活躍がない(目立ってないだけで活躍自体は結構しているとは思う……)ので引き続き今後に期待しておく。