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個人的な備忘録用です。

生徒:シュン(幼女)について(20240610時点)

 なぜ無印シュンの神明文字は未だにゲーム内入手できないのか。

基本情報

フルネーム 春原シュン
役割 STRIKER
ポジション BACK
クラス アタッカー
武器種 SR
遮蔽物 使う
攻撃タイプ 爆発
防御タイプ 軽装備
所属 山海経高等中学校(梅花園)

 梅花園の教官シュンがサヤ謹製の秘薬で若返った姿。

 現状唯一の幼女衣装?の持ち主。幼くなったのは身体のみとのことだが、味覚(食べ物の好み)等肉体の変化に引っ張られる形で精神にも影響が出ている模様。

 攻撃/防御タイプは通常衣装のシュンと同じく爆発/軽装備。同組み合わせはアル、シロコ、ムツキをはじめ総勢10名とかなり多い。

ステータス

HP 23924 攻撃力 5831 防御力 109
治癒力 5674 命中値 902 回避値 199
会心 200 会心ダメージ率 200 安定値 1992
射程距離 750 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 防御貫通値 0 - -
市街地 S(SS) 屋外

屋内

 値は★5・Lv90の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 攻撃力5831は全生徒中・STRIKER中ともに6位、比較的攻撃力の高い武器種であるSR内において1位と申し分なし。また、SR・STRIKER内ではHP・防御力・回避値が5/26位と高めだが恐らくあまり意味はない。

 愛用品は「シュンの子供時代の思い出」ことヘアピン。会心ダメージ率が2000、すなわち20%上昇する。

 市街地を得意とする爆発タイプのアタッカーはS(SS)に限ってもアル、ヒナ、イズミ、シロコ、ノノミ(水着)、トキとかなり多い。中でもアルは攻撃/防御タイプまで一致しており、シュン(幼女)にとっては目下最大のライバルとなる。

スキル

EXスキル:「そういうのはダメなんですよ?」
COST:5 敵1人に対して、攻撃力の803%分のダメージ(この攻撃は敵の防御力を44%無視します)

 敵単体に対して防御力無視のダメージを与えるEXスキル。

 厳密にはEXではなくSSの効果だが、EXの発動と同時に20秒間攻撃力が21.7%低下し、その後さらに20秒の間今度は逆に65.7%増加するというユニークな特徴を持つ。なお、攻撃力デバフは射撃後立ち上がった瞬間、時間にしてEXを発動させた約3.5秒後に付与される模様。

 恣意的に抽出した爆発タイプメインアタッカー候補との比較が下表。

生徒名 EX(非会心 EX(会心 EX期待値? 期待値/COST COST 地形
ハルナ(正月) 492,141/574,864 1,107,322/1,293,449 968,310 193,662 5 最大
アル 227,218/262,589 814,080/940,807 637,963 159,490 4 最大
アズサ 303,258/388,544 682,331/874,224 661,968 132,393 5 最大
ムツキ 256,676/327,393 628,858/802,115 521,545 130,386 4 最大
シュン(幼女) 310,349/358,454 822,425/949,902 633,622 126,724 5 最大

なお、従来は会心・非会心ともに最大火力のみ記載していたが、ヨシミ(バンド)やモモイ(メイド)のような継続火力アタッカーを調べる際従来のやり方だとあまりよろしくないと思ったため、本記事では安定値による下限・上限を併記し、「期待値?」については「(会心の上限値+下限値)/2×会心率+(非会心の上限値+下限値)/2×(1-会心率)」で概算している。正直考え方が合っているかはわからないしちゃんと数式が組めているのかもわからない。

 シュン(幼女)はSSの攻撃力バフ効果を算入した値。攻撃力は高いものの、倍率の低さが足を引っ張るためか素の威力ではなかなか厳しい結果に。とはいえ防御力無視を勘案していないためあまり意味のない比較ではある(仮想敵を明確にした比較は多分総力戦の項でする)。

 また、前述したようにEX発動後20秒間攻撃力デバフが付与される都合上、アコ・ヒマリの後乗せ戦法と相性が悪い。とはいえこの点はハレ(キャンプ)、フウカ(正月)、アル(ドレス)など20秒間以上の持続時間を持つバッファーと組み合わせれば克服可能(もっとも、NSの後にEXを使う想定だと、ハレ(キャンプ)はPS+を解放していない場合かなり厳しめ)。

ノーマルスキル(+):「危ないのはめっ、です!(+)」
25秒毎に、敵1人に対して攻撃力の317%分のダメージ
25秒毎に、敵1人に対して攻撃力の346%分のダメージ(この攻撃は敵の防御力を44%無視します)

 NSの時点ではシンプルなダメージスキルだが、NS+になるとEX同様防御力無視が追加されより長所が明確に。

 一応、EXによる攻撃力デバフの持続時間は20秒+モーション約3.5秒なので、NSの直後にEXを使えば次弾のNSもデバフの影響をぎりぎり免れられる模様。

 同タイプアタッカーとの比較が下表。

生徒名 NS(非会心 NS(会心 NS期待値? CT 地形
アル 165,498/191,261 592,952/685,256 464,673 25 最大
ムツキ 209,497/267,216 513,271/654,682 425,682 20 最大
シュン(幼女) 133,723/154,450 354,369/409,297 273,016 25 最大
アズサ 44,721/57,298 100,622/128,921 97,619 30 最大

 NSに関しては正直あまり強くはない、というかおそらくアルとムツキが突出しすぎている。ただしこちらもEXと同様防御力無視は勘案されていない。純粋なスペックにおいてどのくらい差があるかを確認したかったので……。

パッシブスキル(+):「意気軒高(+)」

(攻撃力を956増加/さらに)攻撃速度を26.6%増加

 どちらも火力に寄与するスキル構成。強いて言うと攻撃速度は若干珍しいか。

サブスキル:「アンバランス」
EXスキルの使用時、攻撃力を21.7%減少(20秒間)/20秒後に、攻撃力を65.7%増加(20秒間)

 自身に攻撃力デバフを付与したあと、時間経過で強力な攻撃力バフを獲得するユニークなサブスキル。EXの項でも触れたため割愛。

 なお、単にこのSSを生かすことだけを考えた場合、20秒デバフの後の20秒バフをギリギリまで使ってからEXを撃った方が良い。PSが攻撃速度増加であることを考えると、案外通常攻撃でダメージを出すタイプなのかもしれない。

コンテンツ別の印象(個人の感想です)

任務

 単体アタッカーとして無難に活躍可能ではあるが、コストの重さやSSによる特殊な仕様、防御力無視といった特徴を踏まえると使いにくさは否めない。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配においては地形相性の良いハイウェイで学園ボーナスも獲得できるため、採用してみるのも一興。

 拠点防衛・クレジット回収は適性なし。

学園交流会

 対ゲヘナに関しては軽装備の敵が多く、地形も市街地なので相性はよい。

総力戦&大決戦

 基本スペックではアルに敵わないシュン(幼女)が活躍できるか否かについては、防御力無視がカギとなる。

 という訳で防御力無視が有効なボス、市街地戦・ビナー(TORMENT)を仮想敵とした比較が下表。バフ・デバフの人員は適当。

生徒名 EX期待値 EX期待値/COST NS期待値 CT 命中率 会心 地形 COST
シュン(幼女)
【シロコ(水着)EX+フウカ(正月)EX・SS+ハレ(キャンプ)EX+ホシノ(水着)EX】
736,944 73,694 317,536 25 100.00% 53.60% 市街地 10
アル
【シロコ(水着)EX+アコEX・SS+ハレ(キャンプ)EX+ホシノ(水着)EX】
837,835 69,819 610,255 25 100.00% 67.52% 市街地 12
ヒナ(ドレス)[2524%]
【シロコ(水着)EX+フウカ(正月)EX・SS+ハレ(キャンプ)EX+ホシノ(水着)EX】
1,079,613 107,961 0 - 100.00% 57.56% 市街地 10
トキ[転換後2射目]
【シロコ(水着)EX+フウカ(正月)EX・SS+ハレ(キャンプ)EX+ホシノ(水着)EX】
1,234,310 123,431 480,626 35 100.00% 53.63% 市街地 10

 下二人はおまけ。割と健闘できている気はするが、アルと比べるとNSのパワー差が顕著。とはいえ複数部隊での攻略を想定するなら十分採用圏内。

 ビナー以外だと、防御力無視を生かすのなら「ヒエロニムス」、防御タイプ・開催地形の相性を考えると「シロ&クロ」、「KAITEN FX Mk.0」のロボフェーズが候補となるか。

 ヒエロニムスに関しては、TORMENTぐらいであれば回復やシールドで手厚くフォローすれば生存させることは十分可能。防御力無視があるので敢えて防御力デバッファーを採用せず、浮いたコストと枠を回復に充てるという選択肢も出てくる……が、爆発タイプはナギサ様がいるので、あくまでプランB。そもそも市街地想定の場合、トキやノノミ(水着)といった防御タイプ相性の良いアタッカーがいるため、まずはそちらが採用される。

合同火力演習

 単体アタッカーに出番があるのは「射撃演習」。SSのせいで若干クセはあるものの、アタッカーとしては十分優秀な部類なので活躍は見込める。

制約解除決戦

 「セトの憤怒」想定の場合、敵の攻撃タイプとの相性が悪い上、特段防御力無視が有効という訳でもない。適性なし。

戦術対抗戦

 弱いとまでは言わないが、回避型タンクが権勢を振るっている今、敢えてシュン(幼女)を採用するメリットはない。

全体的な印象(個人の感想です)

 EXとNSの防御力無視が特徴の単体アタッカー。

 ステータス時点での攻撃力は非常に高いが、各種攻撃スキルの倍率が控えめに設定されており、最終的な火力はそこそこ止まり。事実上、防御力無視が活きる高防御力エネミー専用の生徒となっている。その上同じく爆発/軽装備で育成しやすいアル、ムツキの壁が厚いせいか、これまでのところ目立った活躍はできていない印象。

 もっとも、防御力の高い敵が相手であればアルやムツキともそれなりに渡り合えるポテンシャルはある。ヒナ(ドレス)もいるためあまり楽観はできないが、Area26の開放に伴いHard26-3で神名文字を収集できるようになり、育成面のハンデが大幅に緩和されたため、育てておくといずれどこかで活躍してくれるかもしれない。

 また、総力戦・大決戦の新難易度でさらに防御力が盛られた場合、立場が逆転する可能性もある。