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個人的な備忘録用です。

生徒:ホシノ(臨戦)【攻撃型】について(20240728時点)

 そういえばガチャは2天井で2PU、★3も期待値未満とそこそこ爆死だった(もともと1天井までにPUを引いていれば撤退する予定だったのに勢いで2天井してしまった)。まあすり抜けでエイミ(水着)とモエ(水着)を入手できたので致命傷で済んだことにする。

基本情報

フルネーム 小鳥遊ホシノ
役割 STRIKER
ポジション FRONT
クラス アタッカー
武器種 SG
遮蔽物 使わない
攻撃タイプ 神秘
防御タイプ 重装甲
所属 アビドス高等学校(対策委員会)

 対策委員会の委員長ホシノが保管していた装備で武装した姿。

 最大の特徴は【防御型】【攻撃型】という二つの形態を持ち、切り替えることでステータス・スキルが変化する点。【防御型】は高い耐久力で前線を支えるタンク、【攻撃型】は多彩な攻撃方法で火力を稼ぐアタッカーと対照的な性能になっており、状況に応じて使い分けが可能。なお、【攻撃型】に関しては固有武器の名称も「Eye of Horus」から「Eye of Horus+補助拳銃」に変更されている。別衣装版に際して固有武器のカラーリングやデザインが変わる生徒はこれまでにもいたが、名称が変わるのはおそらく初。また、通常攻撃もショットガンでありながら散弾ではなく直線的な軌道の弾丸を6発立て続けに放つという独特な仕様に変更されている(スラッグ弾的なあれなのだろうか)。

 本記事において主に取り扱うホシノ(臨戦)【攻撃型】と同じ組み合わせのアタッカー(STRIKERのみ)はハルナ、チセ、シロコ(ライディング)、カリン(バニーガール)、ムツキ(正月)、ヒナタ等々。かなり優秀な面子が揃っているが果たして。

ステータス

HP 20368 攻撃力 4532 防御力 164
治癒力 5674 命中値 601 回避値 179
会心 200 会心ダメージ率 200 安定値 1992
射程距離 350 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 防御貫通値 0 - -
市街地 屋外 S(SS) 屋内

 値は★5・Lv90の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 攻撃力は全生徒中24位。SG・STRIKER内では3/12位。他に特筆すべきステータスはなし(HPはかなり低いがバッグを装備できるため特に問題はない)。

 装備は帽子・バッグ・腕時計。

 屋外S(SS)でSTRIKERの神秘タイプアタッカーはムツキ(正月)、ヒナタ、サクラコ、カホ、ウミカ、シロコ*テラー。前二者とは防御タイプも同じ。

スキル

EXスキル:「集中突破」
COST:6 敵1人に対して、攻撃力の149%分のダメージ/円形範囲内の敵に対して、攻撃力の503%分のダメージ

 敵1人に対して炸裂弾?を見舞ったあと、時間差で起爆+再度炸裂弾で追撃し、周囲の敵にもダメージを与えるEXスキル。計7ヒット。

 既存の生徒の中ではアルのEXに近いが、単体攻撃と範囲攻撃のダメージに開きがある(範囲攻撃分の方が倍率が高い)のが特徴。ポジティブに考えると、後半の倍率が高いのでバフの後がけ戦法と相性が良い。

 神秘タイプの範囲アタッカー+αとの比較が下表。

生徒名 EX期待値 期待値/COST COST 地形 備考
ハナコ(水着) 222,252 111,126 2 屋外 対有利
コハル(水着) 232,516 77,505 3 屋外  
チセ 294,823 73,705 4 屋外  
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 383,161 63,860 6 屋外 802%
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 311,496 51,916 6 屋外 652%
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 240,310 40,051 6 屋外 503%
ヒナタ 160,605 26,767 6 屋外  

 威力だけ見るとそこまで突出した強さはないように見える。コストも6と重く、対象指定型なので範囲攻撃としての使い勝手はあまり良いとは言えない。

ノーマルスキル:「拳銃速射」
ファストローディング用の残弾数が0になった時、敵1人に対して攻撃力の400%分のダメージ

 ショットガンの弾が切れたタイミングで敵1人に対し拳銃で攻撃を行なうノーマルスキル。ヒット数は8発。

 基本的には通常攻撃を5回行うごとに発動。1回のモーションは約3秒なので、およそ15秒に1回発動する公算。ただし、後述するSSの扇形範囲攻撃も通常攻撃扱いなので、EXやNSでSSを発動させたあとは実質通常攻撃4回でNSが再発動する。倍率400%はNSとしてはそこまで高くはないが、クールタイムの早さを考慮すればなかなかのもの。

 なお、EXを使用するとSSが発動しリロードを行なうため、NSの進捗がリセットされる。よって通常攻撃5回→NS→SS→EX→SS→通常攻撃4回→NS→……というサイクルを維持するのが理屈の上では一番効率がいいと思われる。まあ実際には味方のバフ・デバフの効果時間や敵への攻撃のタイミングの都合もあるのでほどほどで。

パッシブスキル(+):「戦術的視野の拡大(+)」

(攻撃力を741増加/さらに)通常攻撃の射程を300、会心ダメージ率を21.2%増加

 PSの時点では射程と会心ダメージ率が増加。これにより射程が650とMIDDLE並になる。PS+では攻撃力が増加。

サブスキル:「制圧攻撃」
全ての攻撃が敵の防御力を85%無視/攻撃力を14%増加/Exスキル、またはノーマルスキルの使用時、すぐにリロードした後、最初の通常攻撃は扇形範囲内の敵に対して攻撃力の150%分のダメージ

 比較的大人しめだったEX・NS・PS/PS+での鬱憤を晴らすかのように無法なサブスキル。

 最大の特徴は全攻撃での防御力無視85%。試しに、EXで示したダメージ表の仮想敵をTORMENTのペロロミニオン(防御力6000)に置き換えたものが下表。

生徒名 EX期待値 期待値/COST COST 地形 備考
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 192,917 32,152 6 屋外 802%
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 156,834 26,139 6 屋外 652%
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 120,992 20,165 6 屋外 503%
ハナコ(水着) 37,557 18,778 2 屋外 対有利
コハル(水着) 36,353 12,117 3 屋外  
チセ 45,271 11,317 4 屋外  
ヒナタ 30,141 5,023 6 屋外  

 先ほどとは打って変わってホシノ(臨戦)が上位を独占。敵のステータス依存ではあるが、刺さる相手にはとことん刺さる。

 また、EX/NSの後に発動する通常攻撃扱いの扇形範囲攻撃は3ヒットし、範囲もなかなか広い。倍率は高くないが発動頻度はそこそこ高いため、複数の敵を相手にする状況では侮れないダメージソースとなる。EX/NSのあとに発動するためバフと絡めやすいのも好印象。

コンテンツ別の印象(個人の感想です)

任務

 コストは重いものの、無難に範囲アタッカーとして活躍可能。後衛にしては耐久性に長けているのもありがたい。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配は敵の防御タイプと攻撃タイプが噛み合っておらず、敢えて起用するメリットなし。拠点防衛も同様。

 クレジット回収は地形Aで、NSで勝手にダメージを稼いでくれるため、神秘タイプアタッカーの層次第では一考の余地はある。

学園交流会

 対ゲヘナは地形Aだが軽装備の敵が多く、可もなく不可もなく。

 対ミレニアムは得意の屋外戦だが重装甲の生徒が多いため相性悪め。

 対ミレニアムでは軽装備・特殊装甲の生徒が多いものの、地形との相性は×。

総力戦&大決戦

 攻撃・防御タイプが噛み合うのは「ペロロジラ」。SSの防御力無視が極めて有効な上、EXとSSの範囲攻撃も噛み合っており、まず間違いなく大活躍する。同様に高防御力の敵との対複数戦を強いられる「クロカゲ」においても重用されること間違いなし。また、前二者ほどではないが防御力が高く、対複数戦となる「グレゴリオ」においても活躍の機会は十分ある(ただし地形は×)。

 個人的に気になったのは高防御力・対単体のボスである「ヒエロニムス」や「ビナー」相手でも活躍できるかどうか。試しにヒエロニムス・TORMENT(紫壺破壊後)を仮想敵とした火力をまとめたものが下表。地形は市街地。

生徒名 EX期待値 EX期待値/COST NS期待値 CT 命中率 会心 地形 COST 備考
ワカモ 1,489,366 124,113 461,555 25 100.00% 60.12% 市街地 12  
ホシノ(臨戦)【攻撃型】 440,195 44,019 270,057 ファストローディング用の残弾数が0になった時(約15秒) 100.00% 44.75% 市街地 10 652%
アリス(メイド) 1,064,474 88,706 0 0 100.00% 70.64% 市街地 12  

 ホシノ(臨戦)はフウカ(正月)・ヒマリ・カヨコ(正月)。他の二名はフウカ(正月)をアコに差し替え。ヒエロニムス相手に防御力デバフを入れないのも不自然だと思ったので咄嗟に思いついたシロコ(水着)のEXによるデバフを算入しているが、よく考えたらSPECIALが3人になってしまうのでおかしい。まああくまで比較用だし気にしないことにする。

 通常攻撃でも防御力無視が働くことを加味するとなかなかいい勝負。また、敵の攻撃が痛い他2名と比較し、ケアの必要性が低いのも魅力。そもそもホシノ(臨戦)をメインアタッカーに据える場合、防御力デバフの価値が相対的に低下するため、その枠を削る選択肢ができるのもありがたい(これに関してはワカモも同様)。

 同タイミングで実装されたシロコ*テラーもまず間違いなく神秘タイプアタッカーの環境を変化させる生徒なので何とも言えないところではあるが、防御力の高い敵に対してはおしなべて抜きん出た活躍を期待してよさそう。

合同火力演習

 範囲攻撃が有効なのは「防御演習」「突破演習」「護衛演習」。コストの重さや範囲指定の自由度等使い勝手の悪さは気になるが、威力自体は高めのため起用の余地はある。

制約解除決戦

 「セトの憤怒」想定の場合、地形は噛み合っており、受けるダメージも等倍だがバッグのおかげで耐えられなくはない。EX以外のNSやSSでもダメージを稼げる点は優秀だが、SSの防御無視がそこまで明確に有効な相手ではないため、相性はそれなりと言ったところか。

戦術対抗戦

 EXのコストの重さがボトルネック。環境的に回避タンクの方が優勢のためSSの防御無視が有効な相手もあまりおらず、適性はあまり高くない。遮蔽を使わない射程650族というのは貴重ではあるが御坂美琴やシロコ*テラーの方が強そう。

全体的な印象(個人の感想です)

 盾を背負って両手を自由にすることで攻撃に特化したホシノ(臨戦)のもう一つの姿。

 SSの防御無視がひたすら優秀で、高防御力の敵を相手にする際には無類の強さを誇る。また、同ステータスは総力戦等においては難易度に比例して上昇していく傾向があるため、将来性にも期待が持てる。

 一方、防御力の高くない敵が相手の場合は、あくまで「そこそこの範囲アタッカー」程度の水準に収まってくる印象。特にコストの高さはネックで、雑魚処理用の範囲攻撃がほしい場合はより低コストの範囲アタッカーを使った方が無難。

 とはいえ明確に相性のいい敵がおり、それ以外の相手に対してもそこそこ程度には戦えて、バッグ持ちなので敵の攻撃タイプにもそこまで過敏にならずにすむ。加えて【防御型】でタンクとしても活躍できることを考えれば、かなり育成しがいのある生徒。

 また、比較的自己バフが少ない一方、EX・NS・SSと倍率で殴る手段が多いため、味方のバフの恩恵を受けやすいのもアタッカーとして優秀な点。ただし総じて攻撃モーションが長めなので、アコ・ヒマリのような短期決戦タイプよりも効果時間の長いバッファーと組み合わせた方が総合的な火力は上がるかもしれない。また、NSとSSは攻撃速度増加バフで使用頻度を増やせるので、チナツ(温泉)等と組み合わせてみるのも面白い。