今回は320連目でようやくピックアップ生徒が出た。無料100連の10連目でカンナが来て以来、190+10+400+10+310＝920連もの間ピックアップ０は（99.3%／100%）^920＝約0.156%？ 怖いですね。
基本情報
| フルネーム | 鬼方カヨコ |
|---|---|
| 役割 | STRIKER |
| ポジション | MIDDLE |
| クラス | サポーター |
| 武器種 | HG |
| 遮蔽物 | 使う |
| 攻撃タイプ | 神秘 |
| 防御タイプ | 特殊装甲 |
| 所属 | ゲヘナ |
昨年の正月イベントで立ち絵を見せて以来、１年以上の時を経て待望の正月衣装実装。STRIKERで別衣装を堪能できるのは大変素晴らしい。サポーターなのは相変わらずだが、通常衣装がCC攻撃のスペシャリストだったのに対し、今回はバッファーに転身。
地形適性は市街地Ｂ、屋外Ｄ、屋内Ｓ（SS）。サポーターであるため地形の得手不得手はアタッカーほど重要ではない。
装備は靴・ヘアピン・お守り。
ステータス
| HP | 28730 | 攻撃力 | 1668 | 防御力 | 99 | 治癒力 | 5740 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 命中 | 105 | 回避値 | 1042 | 会心値 | 210 | 会心ダメージ率 | 200% |
| 安定値 | 948 | 射程距離 | 550 | CC強化力 | 100 | CC抵抗力 | 100 |
| コスト回復力 | 700 | 市街地 | Ｂ | 屋外 | Ｄ | 屋内 | Ｓ（SS） |
値は★５・Lv85の基本ステータス。絆ボーナスはなし。
サポーターなので、本人のステータスはそれほど重要ではない。強いて言うと武器種HGのため射程が550と短く、被弾のリスクが高いのが不安材料。
スキル
EXスキル：「新年のお守り」
【コスト２：自信を除く味方１人に対して、神秘特効を92.8%加算（40秒間）／「お守り状態」を付与】
味方１人の神秘特効ダメージを上昇させるEXスキル。
神秘特効ダメージとは攻撃タイプ：神秘の生徒が相性のいい防御タイプ（現状では特殊装甲）を攻撃する際、与えるダメージが２倍（200%）になる仕様のこと。要するにカヨコ（正月）のバフを受けた状態の神秘タイプ生徒が特殊装甲のエネミーを攻撃すると、与えるダメージが全て200+92.8=292.8%、約1.46倍になる。
神秘を含む属性特効が界隈でもてはやされている理由は主にその希少性、つまり他のスキルと被りにくいという点にある。一例として、アスナにアコ・ヒマリ・カヨコのバフを乗せた結果が下表（アコSS加算済）。
| 生徒（倍率） | 会心 | 上昇率 |
|---|---|---|
| バフなし | 50789 | 0.00% |
| アコ（73.3%） | 78864 | 55.28% |
| ヒマリ（105%） | 90293 | 77.78% |
| カヨコ（正月）（92.8%） | 74356 | 46.40% |
こういう感じで、バフスキルの倍率はそのままダメージに還元されるわけではなく、バフをかけられた側の生徒が保有する装備品やスキル、その他のバフの影響を受ける。アスナの場合、装備品で攻撃力が、PSとアコのSSで会心ダメージ率がすでに割合（％）上昇しているので効果が落ちる。100%に100%を足せば200%で効果は２倍になるが、150%に100%を足すと250%なので、1.66倍にしかならないみたいな話。
このように攻撃力や会心ダメージ率は装備や生徒の持つスキルで重複しやすく、前述のとおり重なれば重なるほど効果が落ちていく。そして属性特効は、（現時点では）他の攻撃系ステータスと比べてこうした問題に悩まされる危険性が低く、考慮すべき数値も純粋に弱点特効倍率である200%のみであるため安定性が（おそらく）高い。
そんな神秘特効を持っていることに加え、カヨコ（正月）の場合、倍率92.8%、コスト２、効果時間40秒間と何もかもが破格の性能。恩恵を受けられるのは攻撃タイプが神秘の生徒のみのため、アコやヒマリと比べると汎用性では劣るものの、神秘限定でのバッファーとしてのポテンシャルは比肩する、どころかひょっとしたら凌駕し得るレベル。正直このEX一本だけで活躍がほぼほぼ保証される性能をしている。
なお、効果時間40秒間はあくまで神秘特効についてのみであり、「お守り」状態に関しては効果時間が設定されていない＝一度付与されるとSSが発動するまでは永続する模様。
ノーマルスキル：「猫の加護」
【40秒毎に、自身を除く味方１人の会心値を39.5%増加（25秒間）】
特に指定がないので近くにいる味方が対象と思われる。火力への貢献度はそれほど高くないが、後述するSSをフォローできるので悪い性能ではない。
パッシブスキル（＋）：「増える誤解（＋）」
【（バフ効果持続力を1000-1900増加／さらに）攻撃力を14-26.6％増加】
カヨコ（正月）自身の攻撃性能はおまけ程度なので、PS時点ではほぼ存在価値のないスキル。正直HPとかの方がありがたかった。PS+で解放されるバフ効果持続力に関しては、PS以外の全てのスキルがバフなので得られる恩恵は大きい。もっとも元のスペックが高すぎるので、PS+なしでもひとまず問題なくやれそうな印象。有能先生陣の検証待ちです。
PS+が発動した状態での各種スキルの持続時間はEX47.6秒間、NS29.75秒間、SS59.5秒間。
サブスキル：「お守りの絆」
【味方が会心を200回成功した時、自身の攻撃力を24.9%増加。「お守り」状態の味方に対して、神秘特効を41.8%加算（50秒間） その後味方の「お守り」状態を全て除去】
EXで「お守り」状態を付与した生徒に対して、会心攻撃が200回発動した時点で神秘特効を41.8%加算するスキル。EXと併用できたときの加算値は134.6%、上昇率は67.3%に達する。
強力だが発動条件である会心200回成功のハードルも相応に高く、タイミングを制御しづらいのもネック。AR・MGのような手数の多い生徒や追加ダメージ持ちの生徒を一緒に編成して試行回数を稼ぎたい。効果時間50秒間を活かすことを考えるとせいぜい１度の発動が限度か。
なお、「お守り」状態は40秒間が経過しても解除されないため、発動しにくさを逆手にとって複数の生徒にEXを発動・「お守り」状態を付与しておき、SS発動と同時にまとめて神秘特効を加算するという芸当も可能。
現段階では未知数だが、なんとなくきな臭い雰囲気を感じなくもない。
コンテンツ別の寸評（個人の感想です）
任務
対特殊装甲であればバフ兼スキル回し要員として雑に採用の余地あり。射程が短いため被弾のリスクが高い点は注意。
指名手配／拠点防衛／クレジット回収
指名手配・拠点防衛は属性が噛み合わず適性なし。
クレジット回収ではバッファーとしてトップクラスに有用。
学園交流会
対ゲヘナ・トリニティにおいては属性相性が悪く適性なし。
ミレニアムでは対ユズ・アリス想定の神秘アタッカーのサポートとして活躍できそうだが、装甲相性が良くない。遮蔽物を利用できるので多少はマシになる？
総力戦
バッファーとして優秀すぎるため、真価を発揮できる対特殊装甲の総力戦では多少無理をしてでも採用したくなる性能。
特に装甲相性のよいゴズではおそらく必須級（しばらく来ないでほしいが……）。シロ＆クロは主にシロ戦で活躍しそう。射程が650ならクロ戦でも安心して起用できたのだが……。ペロロジラとは装甲相性が悪く、敵との距離が近いので被弾のリスクも高い予感。おまけに定期的に広範囲攻撃を行ってくるため厳しい気がするが、凸数次第ではカヨコ（正月）をフォローするための回復・シールド要員に枠を割いてでも編成したいぐらいのポテンシャルは十分にある。アタッカーをバフしつつ虎丸もバフする、みたいな取り回しも可能か。
合同火力演習
対特殊装甲限定ではあるが、バッファーとしてシンプルに優秀でコストも低いため、採用率はかなり高めの予想。特に火力が求められる射撃演習では大いに活躍してくれそう。
戦術対抗戦
バフ相手を指定できず、こちらの攻撃とあちらの装甲が噛み合う保証もないため適性なし。
総評（個人の感想です）
なんといってもSTRIKERなのでバッファーの最高峰であるアコ・ヒマリ・フウカ（正月）と同時編成でき、メイン火力・アコorフウカ（正月）・ヒマリ・カヨコ（正月）でスキルを一巡させられる点が非常に優秀。
更に持続時間が長いため、イズナやウタハ（応援団）のような、アコ・ヒマリと相性の悪い継続火力重視のアタッカーとも組み合わせられる。スキルの回転力次第では複数のアタッカーに交互にバフをかけるといった芸当も可能か。加えてSSの存在もあり、神秘タイプ積年の問題である層の薄さをカヨコ（正月）一人でかなり緩和できるのではと勝手に期待している。さすがにタンクまでこなせるホシノ（水着）ほどではないものの、それに極めて近い水準に達している性能という印象。
対特殊装甲の強敵に備えるなら、是非とも確保しておきたい生徒。そしてビジュアルも抜群。ハルカは固有３まで上げるつもりだが、カヨコも絆目的で固有武器までは持たせたい。あと80連は正直微妙な数字だが……。
