このぐらい強いとSPECIALで実装されても嬉しいかもしれない。
基本情報
| フルネーム | 愛清フウカ |
|---|---|
| 役割 | SPECIAL |
| ポジション | BACK |
| クラス | サポーター |
| 武器種 | SMG |
| 遮蔽物 | 使わない |
| 攻撃タイプ | 貫通 |
| 防御タイプ | 特殊装甲 |
| 所属 | ゲヘナ学園（給食部） |
ゲヘナの良心フウカの正月バージョン。通常衣装はヒーラーだったが、今回はサポーターに転身している。３着目はさすがにSTRIKERで来てほしいところ。
ステータス
| HP | 21124 | 攻撃力 | 3469 | 防御力 | 419 |
|---|---|---|---|---|---|
| 治癒力 | 7045 | 命中値 | 703 | 回避値 | 1101 |
| 会心値 | 270 | 会心ダメージ率 | 200 | 安定値 | 1477 |
| 射程距離 | 1000 | CC強化力 | 100 | CC抵抗力 | 100 |
| コスト回復力 | 700 | 防御貫通値 | 0 | - | |
| 市街地 | Ｂ | 屋外 |
Ｄ |
屋内 | Ｓ（SS） |
値は★５・Lv90の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。
ステータス時点でのHP・攻撃力・防御力・治癒力は19・20・14・20位（SPECIAL55名中）。突出して高いものも低いものもなく、中の上ないしは上の下と言った感じ。
補助値にすると
スキル
EXスキル：「給食部のおせち」
| COST：２ | 味方１人のスキルコストを最大で50%減少（Exスキルの使用１回分）（ただし減少値は小数点以下切り捨て）／会心ダメージ率を32.1%増加（35秒間） |
味方STRIKERのスキルコストを１度だけ半減し、さらに会心ダメージ率バフを付与する非常に強力なEXスキル。
主要な会心ダメージ率バッファーとの比較が下表。
| 生徒名 | 会心ダメージ率増加量 | 会心値増加量 | 効果時間 | COST |
|---|---|---|---|---|
| フウカ（正月） | 32.1 | 0 | 35 | 2 |
| アコ | 73.3 | 39.5 | 16 | 3 |
| アコ（ドレス） | 57.5 | 19.8 | 30 | 5 |
| セリナ（クリスマス） | 43.5 | 0 | 50 | 4 |
倍率こそ控えめだが、特筆すべきはむしろコストパフォーマンスの良さ。現状で最少の２コストでスキルを発動させられる上、前述のとおり味方のコストが半減するため、対象となる生徒のEXが４コスト以上であれば事実上０（かそれ以下）でスキルを使用できることになる。これによりスキルの回転力を大幅に高速化させ、本来連発が難しい高コストのEXを短時間で叩き込むことが可能。
特にEXのコストが６以上のアタッカーを火力担当として採用する場合、アコ・ヒマリの後がけ想定だと、使えるコストは事前に貯めておける10コスト＋両者のEXの効果時間約16秒が経過するまでに再度貯められる約８コスト（コスト回復力SS編成想定）の計18コスト（実際にはスキルモーションやらで多少増減するというか多分減る）に対し、アタッカー６コスト×２回の12コスト＋アコ・ヒマリの３＋３＝６コストとなり、18コストを全て消費してしまうためアコ・ヒマリのバフ効果時間内にアタッカーの２射目が間に合わない。というかそもそも６＋３＋３＝12コストで最初の10コストを使い切ってしまうため、後がけ自体することができない。
一方、アコの代わりにフウカ（正月）を採用すると、初動のフウカ（正月）のコストを算入したとしても２＋6/2＋３＋２＋6/2＝13コストとなり、かなりコストに余裕が生まれることがわかる。
まあこんな風に長ったらしく書かなくとも、ミカと組み合わせると５コストでスキル２枚分回せる、という事実だけでいかに恐ろしい存在なのかは十分わかる気がする。
また、効果時間の長さから、EX後の通常攻撃でダメージを稼ぐノノミ（水着）、ウタハ（応援団）、サクラコなどとの相性がよいのもアコとの重大な差別点。
一方、味方のEXコストに干渉する系のスキルはEX・NS等のスキル区分、あるいは乗算・加算の別なく上書きの関係にあるため、併用する際には注意が必要。
ノーマルスキル：「試食タイム！」
| 60秒毎に、HPが最も低い味方１人に対して治癒力227%分のシールド効果を発動（20秒間） |
HPの低い味方１人をシールドで保護するノーマルスキル。
クールタイム60秒とやや長いが、効果量は固有３の絆ボーナス込みで37005程度となかなか高め。ただし効果時間は20秒なので過信は禁物。また、シールドは上書きのはずなので他の味方がシールドを張った直後に発動してしまうとかえって窮地に陥る可能性もある、と思ったが、シズコ（水着）、ユウカ（体操服）、エイミ（水着）等の使用頻度の高そうな生徒達の効果時間も30秒なのであまり気にしなくてもいいかもしれない。
（クールタイムについては総力戦ボスの行動タイミングやギミックと噛み合ったりする場合もあるため、一概に長い＝悪いとも言えなさそうだが、自分はエアプなので割愛）
パッシブスキル（＋）：「最高の一口（＋）」
| （治癒力を1324増加／さらに）治癒力を26.6%増加 |
事実上、NSのシールド強度にのみ作用するPS＆PS+。
NS自体はフウカ（正月）の優秀さを決定づける要因ではないため、ひとまずの優先順位は低め。
サブスキル：「給食部の差し入れ」
| 味方の攻撃力を17.3%増加 |
特に言うことはないSPECIAL生徒定番のサブスキル。
コンテンツ別の印象（個人の感想です）
任務
ヒナやノノミ、ヒナタなど、コストが高めの生徒を編成する際に重宝する。
指名手配／拠点防衛／クレジット回収
会心ダメージ率バフ・スキルコスト減少ともに大変優秀で、コスト４以上のメインアタッカーを採用する際はセットで運用することで素早く大技を叩き込めるようになる。
学園交流会
同上。対ゲヘナ戦におけるアルやヒナ（ドレス）、対トリニティ戦におけるミカやマキ等、しかるべき相方がいれば間違いなく力を発揮してくれる。
総力戦＆大決戦
サポーターとして驚異的な汎用性を誇り、ほぼ全ての総力戦で採用候補に挙げられるといっても過言ではない最重要生徒の一人。
EXの項では会心ダメージ率バッファーと比較したが、フウカ（正月）の真骨頂はあくまでコスト減少であり、枠を争うのはアコでも事実上の競合相手はウイとなる。
コスト減少部分に限って言えば、２コストで１回半減のフウカ（正月）に対し、３コストで２回半減のウイの方が数字だけ並べると優秀に思えるのだが、実際に採用してみるとひたすらバフをかけて殴るを繰り返していればいいフウカ（正月）に対し、ウイは１回のEXで２回分半減してくれるがゆえに、スキル回しに組み込みにくい（別にスキルを使ってくれる生徒や、使わせてくれる生徒を用意する必要がある）という欠点（？）もあり、取り回しの良さではフウカ（正月）に軍配が上がる印象。イメージ的にはケセドやペロロジラ等、有効打を与えられるタイミングが限られている（事前に準備する時間がある）シチュエーションにおいてはウイが、それ以外のコンスタントに殴り続けられるシチュエーションにおいてはフウカ（正月）が採用されやすい傾向がある気がする（個人の感想です）。
事実上アコとウイの枠を一人で担当できるため、ギミック対処用の生徒や弱点特効バッファーを組み込みやすくなるのもありがたい点。
総じてEXコストが重い生徒をメイン火力として据える際には是非とも採用を検討したい生徒だが、中でも確定会心を持つミカとは相性が良く、対重装甲戦においては必ずと言っていいほどセットで編成されている。また、最近実装されたヒナ（ドレス）もコスト６で、スキルの仕様上バフの後乗せにも対応しにくいため相対的にフウカ（正月）とは相性が良い。
強いて言うと、クロカゲ戦の主力であり、今後も振動アタッカーをけん引していくと思われるハナコ（水着）とは相性が悪い……と思いきや、自身のEXコストの低さに加えてコスト減少効果によりハナコ（水着）の水ゲージスタックをサポートできるため、直接の相方としてはともかく編成としては悪くないシナジーが期待できる。
合同火力演習
バフ効果もコスト半減効果もタイムアタックである合同火力演習の性質とマッチしているため、３部隊編成の中にはほぼ必ず採用される。突出してギミック適性のある生徒（一例として、攻撃回数系の特殊ルールがある演目でのネル（バニーガール）等）と少人数で部隊を組む、といった編成も割とよく見かける。
戦術対抗戦
ほぼ唯一の活躍が難しいコンテンツ。EXは強力なので採用できなくはないが、バフをかける相手を制御しにくい上、主流のシロコ（水着）のNSとも相性が悪い。
全体的な印象（個人の感想です）
あくまでサポーターであるため、主力となる生徒が別にいて初めて輝く存在ではあるもの、汎用性という観点から見れば周年生徒すら凌駕しうる極めて強力な生徒。
６コスト以上の生徒との相性にフォーカスしたが、なんなら４・５コストの生徒と組み合わせても普通に強い。そもそもブルアカの戦闘においてEXスキルが占める比重は非常に大きく、自身のコストの低さとコスト半減効果によってスキルの回転効率を大幅に向上させられるフウカ（正月）の重要性が極めて高いのはある意味必然かもしれない。
今後もコストカットにおいてフウカ（正月）を凌駕する生徒が現れない限り、その地位は揺るがない気がする。もっとも２コストでコスト半減などというネジの外れたスキルを上回る性能なんてなかなか思いつかないが……。
この記事作成時点で近日中の復刻が内定しているので、フウカ（正月）がついに後発先生たちの間にも流通して、総力戦・大決戦のボーダー争いがより一層過酷なものになると思うと今から憂鬱で仕方がない。
