ブルーアーカイブのブログ

個人的な備忘録用です。

メモ:制約解除決戦について

 記録用。

概要

 20240328メンテナンス後に追加された新コンテンツ。

 従来のコンテンツと比較して開催期間が約1か月と長く、入場にチケットやAPの消費を伴わない(期間内にいつでも・何度でも挑戦可能)。反面、編成できる部隊は1つのみであり、複数部隊で攻略することはできない。これにより、適性の高い生徒の確保・育成が十分でないとクリアがおぼつかない難易度となっている。

 なお、クリアタイム等によるランキングは存在しない。

仕様

参加条件

 任務Area5-1のクリア。

部隊編成

 従来のコンテンツと異なり、STRIKER6名、SPECIAL4名の計10名で部隊を編成するのが最大の特徴。出撃する生徒数が増えたことで合計コスト回復力も最大4200(=0.42コスト/秒)から7000(=0.7コスト/秒)に増加。これに伴って最大スキルコストが10→20、スキルカードが4→5に拡張されている(開始スキルも5枚まで選択可能)。

 総力戦等と同様、フレンドやサークルから助っ人を1名借りることができるが、CPは要求されない(貸す側も入手できない?)。

段階

 総力戦等の難易度に近い概念として「段階」及び「区間」が存在する。

 具体的には25段階で1区間となっており、区間内の最終段階をクリアすることで次の区間に進めるようになる仕組み。1段階ずつ順番にクリアする必要はなく、各区間内の最終段階をいつでも選択可能。

 上の段階に進むごとにボスのステータスや推奨レベルが上昇する他、区間が上がると「スキルが強化・追加される」「攻撃タイプが変更される」等の特別な強化が施される。

 20240328時点では、「1-24」「25-49」「50-74」「75-99」「100-124」の5区間まで実装済み。

報酬

 クレジットやレポートに加えて、「制約解除決戦」と同時に実装された新強化要素「能力解放」の強化素材として要求される各種「応用WB」が最大の目玉(1シーズンの最大入手数は各74個。なお20240328時点の最大レベルである25までに要求されるWBの数は各70個)。100段階クリア時には称号も入手できる。

 なお、クリア進捗は開催シーズン毎にリセットされる模様。

メモ

 部隊人員が10名に増加することにより以下の傾向が想定される。

高コストの生徒の運用ハードルが下がる

 出撃生徒数の増加に伴いコスト回復力も増加。コスト回復力SS持ちのSPECIALを編成すれば7000*(1+0.202)=8414(84.14%)に。1コストの回復に要する時間は約1.19秒で、このスピードはコスト回復力SSがいない6人部隊編成と比較してほぼ1/2。

 単純に使えるコストが増えたことにより、これまで敬遠されがちだった高コスト生徒を活躍させやすくなる可能性がある。なお、コスト関連で言うと、チェリノやミヤコ(水着)のような自己のコスト回復力を強化するスキルを持つ生徒の「相対的な」価値は低下する。

複数対象バフスキルの価値が上がる

 STRIKERの人数が6名に増えたことで、アタッカーを複数編成する余地が生まれる。

デバフスキルの価値が上がる

 デバフは効果対象を攻撃する生徒全員に恩恵があるため、味方の人数が増えるほど実質的な効果が上昇する。

「味方」に関連するトリガーを持つスキルの価値が上がる

 「味方が会心を〇回成功した時」のようなスキルは、味方の人数が増えることで発動のハードルが下がる。

 また、同時に特定の生徒を編成することで効果が強化・追加されるスキルを持つ生徒も、編成のハードルが下がるという点で使いやすくなる可能性がある。

SPECIAL生徒のサブスキルの重要性が増す

 恩恵を受けられる人数が増えることで、SPECIAL生徒の持つ部隊全員の能力を上げるサブスキルの重要性が増す。これまで以上にSSの効果がなるべく重複しないような編成を心がける必要がある。その点で、他と被りにくい「弱点特効」や「攻撃速度」系の生徒の価値は上がると言えるかもしれない。

持ち物検査の傾向が強くなる?

 1部隊攻略が必須となるため、複数部隊を駆使した編成による工夫の余地がなく、最適解編成以外では成果を上げにくくなる(総力戦以上にDPSチェックとギミック対応に終始せざるを得なくなる)可能性がある。