ブルーアーカイブのブログ

個人的な備忘録用です。

生徒:シグレについて(20221211時点)

 可愛い。

※20221212内容を微修正。

基本情報

フルネーム 間宵シグレ
役割 STRIKER
ポジション MIDDLE
クラス アタッカー
武器種 GL
遮蔽物 使う
攻撃タイプ 爆発
防御タイプ 重装甲
所属 レッドウィンター

  227号特別クラスに所属(?)する2年生。武器種はGL。チセと同じく回転弾倉式で装弾数は6発

 属性関連に着目すると、同じストライカーかつ爆発属性の生徒で防御タイプが重装甲の生徒はアカリ、アズサ、カヨコ、ヒナ、ヒナ(水着)、ネル(バニーガール)の6名でそこそこライバルが多い。

 一方、屋外がS(SS)の生徒はイオリ(水着)、ウイ、コハル、ヒナ(水着)、ネル(バニーガール)。ウイ、コハル、ネル(バニーガール)はアタッカーではないので比較的層は薄いか。ただしAも含めるとアカリ、イズミ(水着)、ヒビキ(応援団)、ホシノ(水着)、ムツキが追加される。

 なお、レッドウィンター所属なのでチェリノのSSの対象となるが、攻撃・装甲属性ともに嚙み合っていない(チェリノは貫通・軽装備)ため少々編成しにくい。

 装備は手袋・ヘアピン・時計

ステータス

HP 24163 攻撃力 3495 防御力 96 治癒力 5691
命中値 105 回避値 188 会心 291 会心ダメージ 200
安定値 940 射程距離 650 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 市街地 屋外 S(SS) 屋内

 ★5・Lv83時点のもので装備は未反映(のはず)。

 下表は競合しそうな爆発・範囲攻撃アタッカーとの比較(いずれも★5固有Lv50・Lv83・装備T7)。

生徒名 シグレ アカリ ヒナ(水着) ムツキ
攻撃力 5593 5818 5435 4015
攻撃力(スキル込) 5593 11599 8637 5501
会心ダメージ 221 239 239 239

 基本性能は概ね横並びだが、スキルを含めると自身の攻撃性能を向上させるスキルを持たないシグレのパワー不足が浮き彫りになる。

 範囲攻撃アタッカーにとって火力に特化していないことは即致命的な弱点にはならないものの、アカリの爆発力、ヒナ(水着)の取り回しのよいEX&長期戦適性、ムツキの対単体火力等に各種スキルで対抗できるかがシグレ活躍の分水嶺か。

スキル

EXスキル:「シグレ特製ボトルグレネード」

【コスト5:直線範囲内の敵に対して、攻撃力の425-681%分のダメージ/攻撃力の64-83.1%分の火傷持続ダメージを付与(20秒間)】

 火傷持続ダメージは4秒ごとの計5回。よってトータルのダメージは681+(83.1*5)=1096.5%。

 メイン(681%)部分の判定も若干変則的で、砲撃と燃焼でダメージが数回(4回?)にわたり分割されている他、火傷持続ダメージが付与されるのはカンポット内の液体を浴びた敵のみ?と芸が細かい。カンポット部分と持続ダメージ部分にも判定があるのならひょっとしてカイテンロボのバリアを剥がせるかも? まあ持続が必要な時点で実用性はないが……。

 先ほどの生徒たちのEXスキルとの性能比較は下表のとおり。

生徒名 シグレ アカリ ヒナ(水着) ムツキ
EX倍率 1096.5 744 441 778
コスト 5 4 3 4
コスト比 219.3 186 147 194.5

 コスト比(倍率/コスト)自体は優秀だが、範囲攻撃という用途に対してややオーバースペック気味で、結局取り回しの悪さの方が目立ってしまいそうな印象。攻撃範囲自体は特に横方向に広く、その点では使い勝手が良い。

ノーマルスキル:「一杯、どう?」

【60秒毎に、自身を除く攻撃力が最も高い味方1人の攻撃力を26.4-50.2%増加、命中値を27.5%減少(30秒間)】

 ノーコストで50.2%攻撃力バフは破格だが、60秒間のクールタイムがネックで初動が遅い上に空白時間も30秒と長め。一応命中値の低下は現状ではそこまでのマイナス要素にはならないと思いたい。活かすなら高火力アタッカーと一緒に編成したいところ。

 ヒビキ(応援団)やセナ等のNSとは上書きの関係にあるため同時に編成する際は注意。会心ダメージ率バフだったら、とは少し思う。

パッシブスキル(+):「甘い発酵(+)」

【(攻撃力を311-591増加/さらに)会心値を14-26.6%増加】

 今まで通りならEXで付与できる火傷持続ダメージに会心は発生しないはずなので、会心値アップとシグレの相性はよくはない。攻撃速度アップとかだったら範囲通常攻撃という特徴を活かせて面白かったかも。固有2で攻撃力が上がるのは素直に嬉しい。

サブスキル:「野生の勘」

【通常攻撃の範囲の半径が1.5-2倍に増加し、攻撃力の61.6-83.8%分のダメージを与えるように変更】

 シグレ最大の特徴にしておそらく生命線。通常攻撃の仕様が恒久的に変更されるスキルは現状唯一無二。ケセドのオートマタ相手に試したところ、位置にもよるが隣や奥の敵も巻き込めるため、アルやアカネのような標準的な範囲攻撃EXと同程度の攻撃範囲はありそう。とはいえ攻撃力が低下してしまうため、単体相手だとセルフデバフにしかならない。

コンテンツ別の寸評(個人の感想です)

任務

 範囲アタッカーとしては優秀なので、殲滅力が重視される任務での適性は高い。爆発範囲アタッカーの多くが苦手としている屋内がBなのもプラス。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配は地形適性の噛み合う屋外と学園ボーナスが得られる屋内で採用の余地あり。とはいえRW勢は貫通属性が多いので学園ボーナスを狙うのは少々厳しいか。

 拠点防衛は手持ちの貫通範囲アタッカーが少なければ採用の余地あり。チェリノ・マリナと組み合わせるのも面白そう。

 クレジット回収は適性なし。

学園交流会

 対ゲヘナは地形適性が嚙み合わず、地形適性の噛み合う対トリニティとは相手の装甲属性と噛み合わない。対ミレニアムでは才羽姉妹とは属性相性が良いがアリス、ユズとは悪いので一長一短。そもそも学園交流会では範囲攻撃よりも単体火力が求められる傾向があるので、シグレの適性は低いと言わざるを得ない。

総力戦

 現状活躍が期待できそうなのは「カイテンロボFX Mk.0(屋外)」と「ケセド(屋外)」か。

 もっともカイテンロボに関しては現状1凸攻略が主流となってしまっているので、範囲攻撃特化のシグレの採用は正直厳しい。逆に言うと2凸以上想定ならカイテンジャーフェーズで活躍できるはず。

 ケセドについてはかなり願望が入るが、高めのEX倍率と地形相性で等倍相手でも雑魚処理役兼チェリノ随伴役として活躍できるかもしれない。

 貫通属性・神秘属性の総力戦各3種を見る限り、次に追加される新総力戦は属性の噛み合う神秘属性・軽装備である可能性が高いので、そこでの活躍を期待したいところ。

 また、NSのおかげでバッファーとしても機能するため、新難易度が追加されて2凸以上が当たり前の環境になれば採用の余地が生まれる可能性は十分にある。

合同火力演習

 毎回条件が変わるので何とも言えないが、範囲火力が重宝される防御演習や突破演習においては地形や属性が噛み合えば活躍が見込めるはず。強いて言うとタイムを競う合同火力演習の仕様上、瞬間火力に乏しいのがネックか。

戦術対抗戦

 EXに加え通常攻撃でも後衛を巻き込めるのは現状他にはない強み。攻撃力が高くなく編成次第でシュンEXのヘイトをかわせるのもありがたい。反面、射程650なのでヒビキが怖い・命中率が低いので回避タンクは苦手(一応EXの持続ダメージ部分が必中のはずなので削ることはできる)等の弱点もある。後衛、特にシュンキラーとして、あらかじめ敵の配置がわかっている条件ならかなりやれるのでは。

総評(個人の感想です)

 現状明確な活躍の場はない、というのが正直な感想。高倍率の味方攻撃力アップNSや通常攻撃の仕様が変わるSSなど個性がないわけではないが、それを活かす場所がない。ステータスもEXスキルも平凡の域を出ない。

 総力戦の項でも触れたが、今後追加される対軽装備の総力戦でケセドのような対集団特化フェーズが用意されていたり、ゴズの前半のような対単体と対集団を織り交ぜてくるようなデザインだったら活躍できそうだが、捕らぬ狸の皮算用でしかない。あとはNSの命中率デバフを逆手にとってデバフのかかった味方の火力がアップ、なんてギミックがどこかで出てくれば……というのは流石に希望的観測か。ゴズが実装されてからまだ日が浅いので、新ボスの追加はもう少し先の話になるはず。2周年に期待。

 ヒビキ(応援団)の記事でも述べた気がするが、爆発属性界隈は強豪ひしめく群雄割拠で、よほど突出した性能や変化球がない限り新実装の生徒が割って入るのは難しい。貫通や神秘だったら少し話が変わったのかな、という気はする。

 実装のタイミングも、「晄輪大祭限定ガチャの余熱が残る中」「疑う余地のない強キャラであるヒマリ実装の直後」「正月限定復刻や新冬イベ実装、2周年がちらつく時期」「ノドカ(温泉)やチナツ(温泉)の復刻と同時」とほぼ最悪で、引きたくても引けなかった先生はかなり多かったのではないだろうか。このタイミングに突出した性能で実装しなかった運営は良心的と言えなくもないが、個人的には今後シグレが大活躍し、下馬評を覆す展開に期待したいところ。