ブルーアーカイブのブログ

個人的な備忘録用です。

生徒:ミサキについて(20240218時点)

 愛用品実装記念というか実は事前に作成していたものをそのまま投稿。多分愛用品が来たら加筆する。

 20240218_追記。

基本情報

フルネーム 戒野ミサキ
役割 STRIKER
ポジション BACK
クラス

アタッカー

武器種 RL
遮蔽物 使う
攻撃タイプ

爆発

防御タイプ 特殊装甲
所属 アリウス分校(アリウススクワッド)

 4人しかいないアリウス分校の一角にして、初の武器種:ロケットランチャーの生徒。メインストーリーではクールを通り越して虚無的な印象が強いが、絆ストーリーやバレンタインストーリーではまた違った面を見せてくれる。

 攻撃タイプは爆発、防御タイプは神秘。同タイプのアタッカーは同校のサオリの他にイオリ(水着)、ノノミ(水着)、メグ、コトリ(応援団)となかなか個性的な面子。

 固有武器名は「セイントプレデター」。

ステータス

HP 20403 攻撃力 7415 防御力 106 治癒力 5583
命中値 756 回避値 198 会心 252 会心ダメージ率 200%
安定値 988 射程距離 850 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 市街地 屋外 屋内 S(SS)

 値は★5・Lv87の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 アタッカーの生命線である攻撃力は全生徒中堂々の3位。ただし安定値はSTRIKER105名中89位とかなり低めで、下限値がわずかとはいえ7割を切ってしまうのが地味に致命的。また、射程850の生徒としては珍しく遮蔽物を使用する。

 装備はグローブ・ヘアピン・腕時計。

 20240124のアップデートで愛用品「木の彫像」が追加。装備すると攻撃力が+2000される。

スキル

EXスキル:「虚しい世界」
COST:5

7つの円形範囲内の敵に4秒毎に攻撃力の14.3%分のダメージ(48秒間)(EXスキルの使用時、以前に使用したEXスキル効果の範囲が消えます)

 48秒間にわたってダメージ判定のある地点を7つ発生させるEXスキル。

 上空に打ち上げられたロケット弾の光芒がミサキの瞳に光を灯すシーンが非常に印象的……だが、実際のフィールド上でのエフェクトはいささか地味。トータルのダメージは14.3%×7箇所×12回で1201.2%、後述するSSの追加ダメージが全て乗れば2066.4%に達する。そしてミサキは攻撃力もトップクラスに高い。

 というわけで各タイプの主戦アタッカーとの比較が下表。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 ダメージ/COST COST 地形
ミサキ[SS10.3%] 1,112,779 2,492,627 498,525 5 最大
カズサ 638,086 1,429,316 357,329 4 最大
アリス(メイド) 461,889 1,426,778 356,694 4 最大
ミカ[EX最大] 857,263 2,091,724 348,620 6 最大
イオリ 398,119 971,412 323,804 3 最大
ワカモ 714,199 1,009,663 252,415 4 最大
アル 247,049 881,992 220,498 4 最大
アズサ 363,376 813,966 162,793 5 最大

 バフは自己バフのみ計上。結果は見てのとおり総ダメージでもコスト比でもミサキの圧勝……というのはもちろん茶番

 実際のところは「7つのダメージ範囲全てがヒットする大柄な相手」に「48秒間」「SSの条件(弱体状態5つ)を満たす」必要があるため、真価を発揮できる機会は極めて限定的。おまけに効果範囲を重複させることもできない(チセはできるのに……)ため、短期間でスキルを連発して畳みかける運用も不可能。そして持続時間が長いためアコ・ヒマリとの相性も劣悪。

 また、上表はあくまで全会心&上限値の数値。手数が多く、安定値も低いミサキが実際にこのダメージを叩き出すことはほぼあり得ない。とはいえ条件を満たせるならカタログスペックが高いのは紛れもない事実。

ノーマルスキル(+):「早く終わらせたい(+)」
50秒毎に、攻撃力を37.1%増加(40秒間)
50秒毎に、攻撃力を50.6%増加/防御貫通値を652増加(40秒間)

 シンプルな自己バフタイプのノーマルスキル。倍率37.1%、空白時間は10秒間。50秒と始動が遅いのは大きなマイナスだが、EXとの相性を考えるならそう悪くはない。

 20240124のアップデートで愛用品が追加され、攻撃力バフの倍率が増加するとともに防御貫通値が付与されるようになった。

パッシブスキル(+):「無意味な技術(+)」
(攻撃力を1252増加/さらに)攻撃力を26.6%増加

 PS、PS+ともに攻撃力を増加。PS+は参照される元の攻撃力が高いため、加算値もかなり大きい。

サブスキル:「等価交換」
弱体状態の敵への攻撃時に、弱体状態の個数によって攻撃力の2.1%/4.1%/6.2%/8.3%/10.3%分の追加ダメージ(最大5つ)

 弱体状態の個数に応じた追加ダメージを発生させるサブスキル。

 ロケットランチャーは手数が少ないので追加ダメージ系スキルとの相性が悪く、倍率も微妙……というのはあくまで通常攻撃のみのお話。ミサキのEXは効果範囲が7箇所発生するため最大10.3%×7箇所=72.1%、48秒間で最終的には865.2%を加算させる非常に強力なスキルへと変貌を遂げる。

 とはいえ、現状で弱体状態を5つもスタックさせるのは、ギミックで弱体状態を付与できるような一部の敵以外では至難の業。ミサキ自身は弱体状態付与スキルを一切持っていない点も注意が必要。

コンテンツ別の印象(個人の感想です)

任務

 最大火力を発揮するのに厳しい条件と時間を要するためEXの相性はほぼ最悪。一応屋内が得意な爆発タイプの生徒は層が薄いのでEXを使わない置物運用でなら使えなくもないかもしれないが……。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配に関しては任務とほぼ同様の理由で適性×。拠点防衛は屋内が得意で通常攻撃が狭いとはいえ範囲攻撃なので全く使えないわけではないが、普通に貫通タイプの生徒を使った方が良い。クレジット回収はタイプ相性的に×。

学園交流会

 対生徒相手では的が小さく最大火力を発揮することができない。相性×。

総力戦&大決戦(Insane以上)

 相性がよさそうなのは「ヒエロニムス」のみ。

 ただしミサキの若干後に実装されたホシノ(水着)により諸々のバランスが崩壊してしまったことや、本領である屋内戦がしばらく開催されていないこともあり、実際に活躍した事績はない。個人的に初のTorment攻略の際に普通にお世話になった。

 他には「ホバークラフト」の対ホバークラフトにおける対ミサイル誘導装置相手に火力&手数要員として起用できるのではないかと個人的には期待している。もっとも屋外は適性Dだし、手数と火力の両立という点でもノノミ(水着)やイズミ等ライバルが多く正直厳しいかもしれない。

合同火力演習

 タイムアタックコンテンツである合同火力演習と、下準備&時間経過が必要なミサキとの相性は劣悪。

戦術対抗戦

 範囲が変則的で瞬間火力のないEX、発生の遅いNS、条件が厳しいSSと、戦術対抗戦への適性はほぼ皆無。

全体的な印象(個人の感想です)

 端的に言ってしまえば実装されて以降ほぼ活躍していない不遇なアタッカー。

 条件が整ったときの最大火力は上位のアタッカー達と比較しても決して劣らないはずなのだが、引き換えに汎用性を失ってしまっているためとにかく活躍できる機会が少なく、普段使いすらままならないというありさま。

 一応効果時間の優れた会心率バッファーであるセリナ(クリスマス)や、デバフ付与に長けたハルカ(正月)、ミナ、サキ(水着)の登場により活躍のハードルは低くなってきてはいるが、攻撃力バッファーが不在な点(ハレ(キャンプ)は有望株だが防御タイプの不一致が不安)や他にメイン火力が必要などの課題は残る。

 一応、ホシノ(水着)と防御タイプが同じなのは嬉しい点だが、グレゴリオを見ていると逆にホシノ(水着)対策のついでに出番を潰されそうな気さえしてくるのが怖い。

 そしてなぜか唯一の活躍場所であるヒエロニムス屋内戦が一向に開催されない。

 現状では愛用品の実装に期待としか言いようがない。個人的にはこれだけニッチな性能をしているのだからNS+で確定会心付与ぐらいもらっても罰は当たらない気がする。

 20240218_追記。

 愛用品が追加されたことで攻撃力に磨きがかかった……が、ヒナ(ドレス)と得意地形が被ってしまったのが運の尽き。一応屋内ヒエロニムスTMT想定での比較が下表。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 命中率 会心 地形
ミサキ[SS10.3%] 229792/329688 342391/491236 100.00% 63.34% 最大
ヒナ(ドレス)[2524%] 190249/244411 321522/413055 100.00% 53.82% 最大

 数値的には勝ってはいるものの、条件をいくつもクリアした上で48秒間を要するミサキに対し、ほぼ無条件で最大火力を発揮できるヒナ(ドレス)が相手ではさすがに旗色が悪い。

 逆にヒナ(ドレス)にここまで食い下がれるのであれば、第二のアタッカーとして活躍できる可能性はある。新難易度に期待。