ブルーアーカイブのブログ

個人的な備忘録用です。

生徒:ヒナ(ドレス)について(20240211時点)

 不安とは裏腹に引きは悪くなかった(★3は13で2PU、すり抜けの内訳もすでに固有3のミカ、ホシノ(水着)以外はなかなか)。キャンプガチャで0PUだったのが奏功したのかもしれない。

基本情報

フルネーム 空崎ヒナ
役割 STRIKER
ポジション BACK
クラス

アタッカー

武器種 MG
遮蔽物 使わない
攻撃タイプ 爆発
防御タイプ 弾力装甲
所属 ゲヘナ学園(風紀委員会)

 3周年を機に実装されたヒナの3着目。3着目実装にこぎつけたのはシロコ、ハルナに次いで3人目だが、全てSTRIKERなのは現状ヒナのみ。

 攻撃・防御のタイプや、EXの仕様、仮想敵等、トキとは何気に共通点が多い気がする。

ステータス

HP 20924 攻撃力 4823 防御力 377
治癒力 5763 命中値 101 回避値 176
会心 203 会心ダメージ率 200 安定値 1372
射程距離 750 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 防御貫通値 357 -  
市街地 屋外 屋内 S(SS)

 値は★5・Lv90の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 攻撃力4823は全生徒中18位、MGの生徒に限っては3位と優秀な値。反面HPはSTRIKER112/117位とかなり低い。

 その他に特筆すべき点としてはデフォルトで防御貫通値357が設定されていることが挙げられる。

 装備は帽子・バッジ・腕時計。総合力ではバッジが上だが、T9でヘアピンに会心値増加が追加されたため素直には喜べない。

スキル

EXスキル:「開幕:イシュ・ボシェテ」
COST:6

集中射撃体勢に転換(10秒間)/集中射撃体勢では通常攻撃と移動することはできない/(CC状態になった場合、集中射撃体勢は解除される)

EXスキル:「旋律の一音目」

COST:0

直線範囲内の敵に対して、攻撃力の618%分のダメージ/敵を貫通する度にダメージが45%減少(最小で10%ダメージまで)/この攻撃は安定値に影響されず最大ダメージが適用される/次の射撃のため集中射撃体勢を維持したままフォーム転換(10秒間)

EXスキル:「旋律の二音目」

COST:0 直線範囲内の敵に対して、攻撃力の618%分のダメージ/敵を貫通する度にダメージが45%減少(最小で10%ダメージまで)/この攻撃は安定値に影響されず最大ダメージが適用される/次の射撃のため集中射撃体勢を維持したままフォーム転換(10秒間)

EXスキル:「終焉の旋律」

COST:0 直線範囲内の敵に対して、攻撃力の1288%分のダメージ/敵を貫通する度にダメージが45%減少(最小で10%ダメージまで)/この攻撃は安定値に影響されず最大ダメージが適用される/射撃後、集中射撃体勢解除

 ヒナ(ドレス)の根幹をなすEXスキル。

 1回目の発動で通常攻撃・移動を行なわない集中射撃体勢に転換し、以降はEXスキルが直線範囲を攻撃する仕様に変更される。ダメージ倍率は合計で2524%に達し、HIT数は3→3→7の計13HIT。各フェーズごとに10秒間スキルを使用しないと解除される。

 既存の主戦アタッカーとの比較は下表。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 ダメージ/COST COST 地形
ミサキ[SS10.3%] 1,486,500 3,329,762 665,952 5 最大
ヒナ(ドレス)[2524%] 1,145,262 2,794,441 465,740 6 屋内
ヒナ(ドレス)[2524%] 969,076 2,364,547 394,091 6 屋外
アリス(メイド) 480,220 1,483,400 370,850 4 最大
ミカ[EX最大] 894,720 2,183,119 363,853 6 最大
ヒナ(ドレス)[2524%] 704,770 1,719,641 286,606 6 市街地
アル 258,564 923,104 230,776 4 最大
アズサ 388,544 870,337 174,067 5 最大

 装備は現時点の最高Tier(9/9/8)今回は他タイプの生徒も比較にあげているためバフは自己バフのみ。

 諸々イレギュラーのミサキを除くと威力においてもコスト効率においても圧倒的な数値。ミカやアルなどはNSでもダメージを稼げるのでEXの比較のみで優劣を決することは無論できないが、周年実装に相応しい規格外の性能は否応なしに伝わってくる。

 更にEX限定とはいえ安定値を無視してダメージを与えられるため、会心さえ出れば最大ダメージが確約されるというのもかなり強力な個性(20240131ーの屋内ヒエロニムス戦でやたらと絆ボーナスの存在がフィーチャーされたのは多分これのせい)。

 敢えて欠点を述べるのならば主流であるアコ・ヒマリの後乗せ戦法がほぼできないことか。逆に言えばそこに目を瞑ってでも採用されうる生徒という見方もできる。

 なお、「開幕:イシュ・ボシェテ」から「終焉の旋律」はそれぞれEXスキル使用にカウントされるため、事実上6COSTで4回=1回あたり1.5COSTでスキルを使用できることになり、味方のEXスキル発動回数がトリガーになっているスキルを持つコトリ(応援団)やハナコ(水着)などと相性が良い。

 また、ウイのEXを使用した場合、1回目の「開演:イシュ・ボシェテ」のコストは半減できるが、その後「旋律の一音目」~を使用し一巡させたあとの2回目の「開演:イシュ・ボシェテ」は半減されない。「旋律の一音目」に適用されているが故の仕様なのか、はたまた不具合なのかは不明(個人的には仕様な気がする)。

ノーマルスキル:「抜かりない準備」

戦闘開始時、爆発特効を64.91%加算、命中値を451増加(戦闘中に1回のみ)

 戦闘開始時に発動し、以降効果が永続するノーマルスキル。

 命中値が低いというMGの欠点を強引に補いつつ約65%の爆発特効を問答無用で得られる非常に強力な性能。

パッシブスキル(+):「演奏に臨む心(+)」

(攻撃力を506、会心値を152増加/さらに)攻撃力を16.2%、会心値を16.2%増加

 攻撃力と会心値を増加させる複合型のPS及びPS+。

サブスキル:「想いをここに」
集中射撃体勢中、爆発特効を63.51%加算、挑発状態を無効化

 EX発動中に爆発特効を加算させるサブスキル。

 倍率は6割超えとかなり高く、NSと合わせると128.42%に達する(そういえば小数点2位まで公開されているのは珍しい気がする)。

 反面、必然的にホシノ(水着)との相性の悪さが懸念されるが、328.42%→427.42%で3割程度の火力アップは見込めるのでそこまで併用の妨げにはならないはず。

コンテンツ別の印象(個人の感想です)

任務

 基本的にはボス特化の性能だが、連続攻撃&貫通ヒットで対集団にもある程度対応可能か。とはいえ足が止まるのは任務においては使いにくい。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配は任務とほぼ同じ理由で適性低め。学園ボーナスが得られる市街地の適性が低いのも向かい風。拠点防衛は地力の高さから強引に起用できなくもない程度。クレジット回収は攻撃タイプ的に相性×。

学園交流会

 対ゲヘナにおいては地形との相性の悪さが懸念点だが、攻撃/防御ともに敵との相性が良いのは好材料。対トリニティは重装甲タイプが多く、敢えて起用するメリットは少なめ。対ミレニアムでは地形との相性も良く、モモイ・ミドリ・コトリの処理に起用できるか。

総力戦&大決戦

 爆発タイプのメインアタッカーとして対単体性能が求められるボスには幅広い採用が見込まれる。

 「ヒエロニムス」においての活躍は実証済み。他には「KAITEN FX Mk.0」「ビナー」「ケセド」「ホド」「ホバークラフト」「シロ&クロ」「ホド」「ゴズ」あたりが候補になるか。ケセドとゴズ以外は被ダメージ倍率が等倍なのがやや気になるがバッジ持ちなので多分大丈夫(適当)。また、KAITEN FX Mk.0とシロ&クロ、ワカモ&ホバークラフトについては微妙に高い防御力に対して防御貫通値357がかなり有効に作用しそう。市街地ではさすがにアルに軍配が上がりそうだが、屋外・屋内においては今後ヒナ(ドレス)が筆頭候補になるかもしれない。

 所説あるのは「ペロロジラ」や「クロカゲ」のような範囲攻撃が有効なボスだが、貫通で威力が減退するとはいえ素のダメージがかなり高いので結構強そうな雰囲気はある。市街地においてはアルやヒナが、屋外においてはヒナタ(水着)やハルナ(正月)がライバルになるが、屋内は今のところ(どこでも強いムツキを除けば)ライバル不在なので地形によっては普通にメインを張れるかもしれない。

 また、ミカが対特殊装甲で活躍したように、ヒナ(ドレス)もこれだけ強いのなら対重装甲相手でも活躍できるのでは、と思ったので比較を少々。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 ダメージ/COST COST 地形
ミカ[EX最大] 894,720 2,183,119 363,853 6 屋内
イオリ 417,310 1,018,240 339,413 3 屋内
ミカ[EX最大] 757,071 1,847,254 307,875 6 屋外
イオリ 288,907 704,935 234,978 3 屋外
ヒナ(ドレス)[2524%] 348,723 850,886 141,814 6 屋内
ヒナ(ドレス)[2524%] 295,073 719,980 119,996 6 屋外

 結果は微妙な数値。そもそもNSとSSの爆発特効が機能しないため当然と言えば当然ではある。表への記載は省略したが貫通タイプのアタッカーは他にもユズやカズサ、マキもおり、この辺りがしっかり育っているのなら敢えてヒナ(ドレス)を採用する機会はあまりないか。そもそもミカが活躍していたのも、神秘タイプのアタッカー不足という側面があった感は否めない。

合同火力演習

 対単体火力が求められる「射撃演習」はもちろん、「突破演習」においても適性が高そうだが、移動の多さとEXの仕様の噛み合わなさが不安材料。逆に移動がない「護衛演習」においては主戦力として安定した活躍ができそう。

戦術対抗戦

 動画でちらっと見ただけなのでよくわからないが、どうもAUTO操作だと「開演:イシュ・ボシェテ」を発動したあと、「旋律の一音目」を撃つのではなく、普通に他の生徒へとスキル発動順がスライドしてしまう模様。無論「旋律の一音目」以降を撃てなければコストの浪費以外の何物でもないため、ヒナ(ドレス)を起用する際には集中射撃体勢が解除される10秒間以内にスキルを一巡させられるようコストの低い生徒で固めた専用の編成を組む必要がある。

 仕様が変わって連射してくれるようになれば、対タンクと後衛キラーを兼ねられる上、バッジと弾力装甲のおかげで耐久面もそこそこ高く、かなり面白そうな性能。

全体的な印象(個人の感想です)

 3周年で実装された爆発タイプのアタッカー。

 1周年は神秘タイプのワカモ、2周年は貫通タイプのミカだったので、これで初期3タイプが一巡した形になる。

 爆発タイプのアタッカー事情は初期実装生徒のアル、1年目の早い段階で実装されていたアズサが第一線で活躍し続けるなど、良くも悪くも大きな変化なく推移してきていたので、ヒナ(ドレス)の実装はそうした環境に一石どころか巨岩を投じるきっかけになりそう。

 敢えて不安材料を挙げるなら、先述したがウイと相性が悪い、アコ・ヒマリの後乗せ戦法ができない等、EXの特異さ故の扱いにくさを抱えていることか。とはいえセリナ(クリスマス)やフウカ(正月)、ハレ(キャンプ)、アコ(ドレス)等でケアすればいい話なので、さほど表面化はしない気もする……というより、むしろアコ・ヒマリ一辺倒だった環境が見直されるきっかけになるかもしれない。

 なんにせよ設定上強いキャラがきちんと相応の性能で実装されるというのは腑に落ちるというか安心感がある。ホシノやネル、ツルギあたりの3着目にも期待したい。