20230810_ちょっとだけ追記。
基本情報
フルネーム | 浦和ハナコ |
---|---|
役割 | STRIKER |
ポジション | MIDDLE |
クラス |
アタッカー |
武器種 | AR |
遮蔽物 | 使う |
攻撃タイプ |
振動 |
防御タイプ | 重装甲 |
所属 | トリニティ |
フィクサーだらけのトリニティが誇る最強のフィクサー浦和ハナコが水着姿&STRIKER&全生徒中初の攻撃タイプ:振動を引っ提げて登場。コハル同様ヒーラーだった通常衣装から一転、水着衣装では純粋なアタッカーとして活躍する。
周年キャラで実装されたのは正直驚きだったが、エデン条約編や最終編でブレインとして活躍した実績を鑑みればそう意外な人選ではないのかもしれない。
装備は帽子・ヘアピン・腕時計。意外なことにスキル強化に水晶埴輪を要求されない。
なお、当たり前と言えば当たり前だが有利(150%)相手には弱点特効は発揮されない。
ステータス
HP | 20965 | 攻撃力 | 4093 | 防御力 | 106 | 治癒力 | 5552 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
命中値 | 701 | 回避値 | 797 | 会心値 | 200 | 会心ダメージ率 | 200% |
安定値 | 1396 | 射程距離 | 650 | CC強化力 | 100 | CC抵抗力 | 100 |
コスト回復力 | 700 | 市街地 | S(SS) | 屋外 | A | 屋内 | D |
値は★5・Lv87の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。
攻撃力4093は全生徒中27位、AR中2位と高水準。ちなみにAR1位はシロコ(水着)なのでSTRIKERとしては1位。他はARとしては治癒力・命中値・会心値が若干低いものの、基本的には平均かやや上。
スキル
EXスキル:「たっぷりかけちゃいますね♡」
COST:2 | 扇形範囲内の敵に対して、攻撃力の642%分のダメージ/水ゲージが1つ以上の場合、Exスキルをすぐにドローした後、水ゲージを1つ差し引きます |
2コストで範囲攻撃を行なうEXスキル。
攻撃範囲はモモイより横幅?が若干広いか。
自分が恣意的に選抜した各攻撃タイプの低コスト範囲アタッカーとの比較が下表。
生徒名 | EXダメージ(非会心) | EXダメージ(会心) | ダメージ/COST | 地形 |
---|---|---|---|---|
ハナコ(水着)・対特効 | 176,053 | 458,606 | 229,303 | 最大 |
ハナコ(水着)・対有利 | 132,040 | 343,954 | 171,977 | 最大 |
ヒナ(水着)[SS最大] | 168,560 | 327,007 | 109,002 | 最大 |
ムツキ(正月) | 79,586 | 182,335 | 91,167 | 最大 |
コハル(水着)[対中型] | 139,125 | 242,081 | 80,693 | 最大 |
モモイ[withミドリ] | 127,237 | 177,722 | 59,240 | 最大 |
バフは自身のスキルによるもののみで支援値なし。
扇形の攻撃範囲も使いやすく必要コストも現状最小値の2。範囲アタッカーの主な役割の一つである、「多数の雑魚敵を低コストで処理する」能力は極めて高い。
正直この時点でかなり高水準と言ってしまってかまわない性能だが、更に「水ゲージが1以上あるとき、ゲージを消費してスキルを即座にドローできる」、要するに連続でスキルを使用できるという仕様まで備えている。水ゲージは2まで蓄積するので最大EXスキル3連射という芸当が可能。
これにより、雑魚敵処理能力に磨きがかかるだけでなく、「高HPの複数ボス」を相手にするシチュエーションにおいても活躍の可能性が生じてくる。
試しに上記シチュエーションで活躍している生徒達の一部との比較が下表。
生徒名 | EXダメージ(非会心) | EXダメージ(会心) | ダメージ/COST | 地形 |
---|---|---|---|---|
ハナコ(水着)・対特効 | 311,467 | 1,565,350 | 782,675 | 最大 |
アル | 484,736 | 2,726,643 | 681,660 | 最大 |
ハナコ(水着)・対有利 | 233,600 | 1,174,013 | 587,006 | 最大 |
ユズ | 275,178 | 2,162,674 | 540,668 | 最大 |
アリス[最大チャージ時] | 743,436 | 2,745,662 | 457,610 | 最大 |
ヒナ | 563,472 | 2,338,746 | 334,106 | 最大 |
今回はアコ・ヒマリEXと両者の支援値を加算。ムツキやヒナタはHIT判定が特殊すぎるので省かせていただいた。
最大火力ではさすがに数歩劣るが、連射力で補えると考えれば悪い数値ではない。もっともハナコ(水着)のEXはHIT数が6と多く、あまり会心厳選したくなる生徒ではない上、モーションも長くアコ・ヒマリの効果時間内に3連射できるかは不明。さらに現状では弱点特効の恩恵も受けられないので、ゲージを貯める手間も加味すると、あくまでそういう使い方もできる、ぐらいの心づもりでいた方がよさそう。
また、スキルを連射できる仕様は非常に強力だが、状況によってはスキル回しの邪魔になりかねない点には一応注意が必要(当然他の生徒のEXを使えば問題なく解消可能)。20230810_追記。実際に総力戦で使ってみたところ、思ったよりももたついた印象。とはいえ連射できることが強みに感じられるタイミングも当然あるため、個性として十分許容できるレベル。
ノーマルスキル:「上手に受け取ってください♡」
30秒毎に、円形範囲内の敵に対して攻撃力の225%分のダメージ/さらに防御力を20.7%減少(20秒間) |
ダメージに加え、効果範囲に入った敵に防御力デバフを付与するノーマルスキル。
ブルアカのデバフ(バフ)効果は通常、同種のスキルにおいては上書きの関係にあり重複しないのが通例だが、本スキルは場を起点に作用しているためかマキやアズサ等のNSと重複可能なのが最大の特徴。
倍率や効果時間は控えめなものの、範囲に対して防御力デバフが可能な点も希少であり、なかなか活躍が見込めそうではある。
パッシブスキル(+):「真夏に隠された本音(+)」
(攻撃力を358、会心ダメージを2320増加/さらに)攻撃力を16.2%、会心ダメージ率を16.2%増加 |
火力に貢献するステータスを複合強化するパッシブスキル。
固有1の時点では攻撃力7551/会心ダメージ率283%だったのが、固有2になりPS+が解放されると8324/310%に上昇。この状態での通常攻撃会心発生時の理論値は56375。固有1時点では45846なので1万近くダメージが伸びる計算になる(もっとも会心率を加味した期待値だと上昇値は6000程度にとどまる)。
サブスキル:「準備は万端です♡」
自身を除く味方がExスキルを使用時、水ゲージを40%チャージ 100%チャージされる毎に、攻撃力を38.3%増加(20秒間) (水ゲージのチャージ数は最大2ゲージまで) |
EXにも関連するハナコ(水着)最大の特徴ともいえるサブスキル。
1回につき40%なので1回目は3回、2回目は2回の計5回で2ゲージが蓄積する計算。一応確認したが攻撃力バフはゲージとは違い累積しない模様。
水ゲージに関してはEXスキルの項で色々と書いたのでこちらでは割愛。
コンテンツ別の寸評(個人の感想です)
任務
低コストの範囲攻撃スキル持ちなので適性高め。対特殊装甲でも十分活躍できる。
指名手配/拠点防衛/クレジット回収
基本スペックが高いので等倍相手の指名手配でも手持ちが不十分ならそこそこやれるかもしれない。拠点防衛は相性が悪く適性なし。クレジット回収では置物としては強いかもしれない程度。
学園交流会
タイプ相性が噛み合わず、範囲攻撃の重要性も高くないので適性低め。
総力戦&大決戦
現状対弾力装甲の総力戦が未実装のため、「ゴズ」前半戦の雑魚処理と「ペロロジラ」で活躍できるかどうかといったところ。
もっとも現在開催中のゴズTormentではムツキ(正月)の方が採用される傾向がある模様。ペロロジラでもInsaneまでは屋内ではカリン(バニーガール)、屋外ではヒナタをウイとカヨコ(正月)でアシストする編成に割り込む余地はなさそう。
大決戦に関しても現状対特殊装甲相手なら適当にアリス(メイド)でぶん殴ればInsane程度はだいたいどうにかなる感じがしないでもないが、Tormentまで視野に入れるなら特殊装甲の「KAITEN FX Mk.0」のカイテンジャーフェーズ、「ケセド」の雑魚処理、SPECIALが手薄なグレゴリオでは役に立ちそう。ただし弱点特効の恩恵を受けられない点は注意が必要。
合同火力演習
対特殊装甲相手でも、範囲攻撃が有効な突破演習、防御演習では十分採用の余地あり。
戦術対抗戦
屋外なら対軽装備相手でも下限値で5万は出るので軽装備・特殊装甲の後衛を落とす力は十分ある。現環境で言えば防御タイプ:重装甲もかなり心強い。試していないのであれだがシロコ(水着)・シュンと組み合わせて水ゲージを貯めた際の挙動も気になるところ。
ただし射程が650なので配置には注意が必要。
20230810_追記。正直ムツキ(正月)の互換ぐらいに考えていたが、そもそもムツキ(正月)が強いのでハナコ(水着)当然強い上、二人とも採用すると対軽装備後衛撃破の確実性を底上げしつつ重装甲の後衛ですら二人がかりなら力業ですり潰せてしまえるのがなかなか凶悪。
総評(個人の感想です)
弾力装甲と共に存在が公表されて以降、約半年の期間を経てついに実装された振動タイプのアタッカー。
現状では弾力装甲の強敵と戦うコンテンツがほぼ存在しないため不確かなことしか言えないが、基本スペック自体は既存の有力生徒と比較しても高めに設定されており、雑魚処理能力は間違いなく最高峰である上、カイテンジャーやペロロジラのような複数ターゲットで高いHPを共有しているタイプの相手にもひとまず一線級の火力は備えている印象(あくまで数値上の話であり、実際には弱点特効の恩恵が得られない点でかなり不利なので注意)。
要するに、ムツキ(正月)のような使いやすい低コストEXを持つ生徒と、アリスのような広範囲に強力な攻撃を行なえる生徒の特徴をある程度兼ね備えた性能に仕上がっている。
実際どこまでやれるのかは振動タイプに活躍の場が与えられるまでは誰にもわからないとは思うが、周年生徒なので多分恐らく弱いということはないはず(思考停止)。
とはいえ、攻撃タイプ:振動の生徒が1人しかいない現状で防御タイプ:弾力装甲の総力戦等を開催したところでコンテンツとして成立するのかははなはだ疑問。ここからガチャ等で攻撃タイプ:振動の生徒を増やしていくとしても、他タイプと同等まで数と質を揃えるのに文字通り年単位の時間がかかると思われるので、ハナコ(水着)がその真髄を露にできる機会が果たしていつ提供されるのか少々不安ではある(神秘タイプの生徒が圧倒的に少ない状況でもシロ&クロを実装した前科というか実績というかがあるので意外と大丈夫?かもしれない)。
この辺りの問題をどう解決するのか、今後のアロナちゃんの手腕に注目していきたい。