ブルーアーカイブのブログ

個人的な備忘録用です。

生徒:サヤ(私服)について(20230815時点)

 愛用品実装&最近★5にできたのとちょうどPUが来ているので記念?に。

基本情報

フルネーム 薬子サヤ
役割 SPECIAL
ポジション BACK
クラス

アタッカー

武器種 HG
遮蔽物 使わない
攻撃タイプ

貫通

防御タイプ 特殊装甲
所属 山海経(錬丹術研究会)

 山海経・錬丹術研究会所属の2年生。会長とは明言されていなかった気がするが他の部員はサヤの実験体扱いが主な出番のため、会を主導する立場にある、という印象を受ける。同会の元会長にして七囚人である申谷カイとの関係性の掘り下げ及びSTRIKERでの実装に期待。

 (マッド)サイエンティストとして研究に没頭する普段のイメージから一転、私服姿は活動的。実装に先立って開催されたストーリーイベント「ネバーランドでつかまえて」や「龍武同舟」では多少打算的ではあるものの分別や気配りを発揮する一面も垣間見ることができ、学問一辺倒の生徒ではないことがうかがえる。

 現状私服カテゴリの別衣装持ちはサヤのみだが、個人的には他の生徒達の私服姿も拝んでみたいところ。

 装備は帽子・ヘアピン・腕時計。

ステータス

HP 19099 攻撃力 2802 防御力 101 治癒力 6692
命中値 420 回避値 759 会心 200 会心ダメージ率 200%
安定値 1090 射程距離 1000 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 市街地 屋外 S(SS) 屋内

 値は★5・Lv87の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 ステータスに関しては突出したところはなし……というか概ね控えめ。

 支援値はHP3445(40位)、攻撃力620(18位)、防御力5(20位)、治癒力388(48位)。攻撃力に関しては愛用品実装で強化されたためなかなか優秀な数値。

スキル

EXスキル:「ぼく様からのプレゼントなのだ!」
COST:5 直線範囲内の敵に対して、攻撃力の75.9%分の持続ダメージを付与(20秒間)

 横長の直線範囲上に薬品をばらまき持続ダメージエリアを生じさせるEXスキル。

 ダメージの判定は1秒ごとに発生するため、トータルでの倍率は1518%。

 自分が恣意的に抽出したSPECIAL範囲アタッカーとの比較が下表。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 ダメージ/COST 地形
サヤ(私服) 245,055 667,386 133,477 最大
ミノリ[COST5] 288,378 559,457 111,891 最大
ヒナタ(水着) 275,129 533,753 88,958 最大
モエ 148,855 232,297 58,074 最大
ヨシミ 50,314 97,611 24,402 最大

 SPECIAL貫通範囲アタッカーだけだと寂しいのでミノリとヒナタ(水着)も追加。

 この表だけだとサヤ(私服)が物凄く優秀に見えるが、あくまで会心ダメージが20回連続で発生した場合の値なので注意(期待値的にはざっと491273になるらしい)。そもそも最大火力を発揮するには前提として20秒間攻撃を当て続けなければならない。

 とはいえ愛用品含め前提条件の難しさを考慮しても悪い数字ではない感じがする。

 ちなみに性能とは関係ないが、おそらくEXスキル使用時に姿を見せてくれるSPECIALの始祖。

ノーマルスキル(+):「探究に終わりはない!(+)」
30秒毎に、円形範囲内の敵に対して攻撃力の389%分のダメージ→30秒毎に、円形範囲内の敵に対して攻撃力の425%分のダメージ/さらに攻撃力の50.1%分の中毒系持続ダメージを付与(20秒間)

 円形範囲攻撃を行なうノーマルスキル。愛用品をT2まで強化するとダメージ倍率強化に加えて、中毒系持続ダメージが追加される。

 参考までにモエのNSは160%×5/40秒、ミノリのNSは147%/25秒、ユズ(メイド)のNSは223%/30秒。30秒で675.5%は優秀に思えるが範囲や条件がそれぞれことなるため比較が難しいところ。

パッシブスキル(+):「専心の秘薬(+)」
(安定値を950増加/さらに)会心ダメージ率を26.6%増加

 PSでは会心ダメージ率、PS+では安定値が上昇。

 PS+あり/なしを比較した数値が下表。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 EXダメージ(期待値)
サヤ(私服)PS+なし 176807/245055 481519/667386 462814/491273
サヤ(私服) 213467/245055 581360/667386 478101/491273

 今適当に枠を作って計算したので間違っている可能性大。

 サヤ(私服)の安定値はPS+なしだと全生徒中128位とかなり低めなので、固定値で上昇で得られる恩恵は大きい。また、HIT数の多いEXや雑魚処理といった役割の性質を踏まえると、ダメージのムラが減るのは結構重要。

サブスキル:「怪しい薬じゃないってば!」
味方の会心ダメージ率を17.3%増加

 味方の会心ダメージ率を底上げするサブスキル。特に言うことはない。

コンテンツ別の寸評(個人の感想です)

任務

 コスト5、持続ダメージなので若干使いにくい。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配、クレジット回収は適性なし。

 拠点防衛は地形Bで範囲攻撃も噛み合うので使いやすい。

学園交流会

 範囲攻撃の重要性は高くないため適性低め。

総力戦&大決戦

 出番がありそうなのは総力戦「ケセド」、大決戦の「グレゴリオ」。

 ケセドはあくまでTorment想定。ライバルのモエは4コストで使い勝手が良いものの、屋外では会心が出ないとオートマタを倒せないので屋外なら十分採用の余地あり。なんなら総ダメージ量が高い分、地形相性を無視したり育成をサボれるのは大きな利点。とはいえ雑魚処理だけならミノリやミユ(水着)、ユズ(メイド)あたりも候補に入ってくる。

 グレゴリオは攻撃タイプが爆発で、主だった範囲アタッカーであるチェリノ、モモイ、ノノミあたりの採用が難しくなる可能性がある(チェリノのクソデカ範囲EXをグレゴリオwith聖歌隊にぶちまけるのはなかなか楽しそうではある……が命中値が課題)のに加えて、NS+の中毒系ダメージでカウントを稼げそうなのも好材料(ただしアルでいけるならユズでいい説はある)。

 また、貫通タイプの範囲攻撃アタッカーは意外と層が薄いので、大決戦「ペロロジラ」(ユズ次第)、「KAITEN FX Mk.0」(Torment)のカイテンジャーフェーズあたりでも起用の見込みはあり、一歩間違えば(?)結構重宝される生徒な気がしないでもない。

合同火力演習

 最大火力の発揮までに時間を要するため、突破演習とは若干相性が悪い。防御演習なら割と出番はありそう。

戦術対抗戦

 EXは攻撃範囲の奥行きがなく、後衛を巻き込むのはなかなか困難。命中値も高くないため対(回避)タンク性能も微妙(一応NS+の中毒系ダメージ部分は必中ではある)。コスト5も重く、全体的に適性は高くない。

総評(個人の感想です)

 個人的には割と優秀な部類だと思っているのだが、イマイチ影が薄い気がする貫通タイプのSPECIALアタッカー。

 とはいえ当時は多くの先生がすでに育成していたであろうヒビキでほぼ十分であった上、ほどなくアコが実装されたことを考えればやむなしか。

 最大火力はSPECIALのアタッカーとしてはなかなか優秀なものの、縦横がアンバランスな攻撃範囲、持続ダメージ故の瞬発力の低さ等、明確に使いにくい点も存在しており、らしいといえばらしい性能。そもそもバフの恩恵を受けにくいSPECIALの生徒が多少火力に長けていたところで現環境下ではほとんど無用の長物にしかならず、総合力を考慮すると似たようなコンセプトでよりマイルドな性能のモエの影がちらついてくる。

 とはいえグレゴリオの実装やサキ(水着)といったSPECIALを強化するスキルを持つ生徒の登場等、運営がSTRIKER・SPECIALアタッカー間の格差解消を試みている兆候もなくはないので、いつか輝くときが来るのを個人的には期待している(それまでにサヤ(私服)を上回る性能の生徒が実装されそうではあるが)。