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個人的な備忘録用です。

生徒:シロコ(水着)について(20230720時点)

 う。

 20230720_少しだけ追記。

基本情報

フルネーム 砂狼シロコ
役割 SPECIAL
ポジション BACK
クラス

アタッカー

武器種 AR
遮蔽物 使わない
攻撃タイプ

神秘

防御タイプ 軽装備
所属 アビドス

 本ゲームのメインヒロインが最初の3着目(2着目?)衣装を引っ提げて堂々の登場。とはいえさすがに今回はSPECIALでの実装となった。三着目衣装の解禁により、聖域なき衣装実装戦争が始まると思われるが果たして……。

 装備は帽子・バッグ・腕時計。支援値的には帽子は嬉しいが主戦場となりそうな対抗戦目線だと命中値が盛れるグローブの方がよかったのかもしれない。

ステータス

HP 17237 攻撃力 4024 防御力 343 治癒力 6376
命中値 660 回避値 786 会心 254 会心ダメージ率 200%
安定値 1582 射程距離 1000 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 市街地 屋外 S(SS) 屋内

 値は★5・Lv85の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 支援値にすると装備T8、絆込みでHP3403(38/48位)、攻撃力733(3/48位)、防御力87(3/48位)、治癒力371(35/48位)。HPが低い反面攻撃力はかなり高い。ちなみに攻撃力の1位はヒフミ(水着)、2位はマシロ(水着)と水着が表彰台を独占。

 また、命中値がARとしては若干低い。

スキル

EXスキル:「大物だ」

【コスト3:敵1人の防御力を18-34.2%減少(30秒間)/さらに攻撃力の588-1117%分のダメージ

 高倍率のダメージに加えて対象に防御力デバフを付与するEXスキル。

 似たEXスキルを持つアカネと比較すると、コスト・倍率で劣る(アカネはCOST2・37.7%・30秒)一方でダメージの倍率がかなり高く、シロコ(水着)の攻撃力が優秀なこともあいまりダメージソースとしても実戦レベルに達しているのが特徴。カモメといいキヴォトスの生物は恐ろしい。

 攻撃部分もデバフ部分も優秀な性能だが、単体防御力デバフは先述のアカネの他、ノア、ヒヨリ、ナギサ(対軽装備限定)などある程度人材が揃っているのが懸念材料。高倍率のダメージ倍率もSPECIALがメイン火力を担える機会は少なく、一部コンテンツを除いて無用の長物になりがち。

 後述するSSがヒマリと同一のものであるため、どうしても「シロコ(水着)とヒマリどっちが強いのか」と考えてしまいがちだが、前提条件(敵の防御力や併用するデバフスキル)によって結果も変わってくる上、他のスキルとの兼ね合いもあるので単純な比較は難しい。

 一例として、ビナー・屋外・Insane想定でミカEX(威力2倍)を撃つ場合、シロコ(水着)EX+アコEX+マキNS(さすがにビナー相手に何の防御力デバフもなしは現実的ではないので)なら会心時理論値で1,812,591、ヒマリEX+アコEX+マキNSなら1,809,703となり、シロコ(水着)EXの方が若干だが上回る。更にこれが攻撃力バフと相性の悪いカズサ&市街地の場合、1,408,481/1,173,414まで差が広がる……が、ビナーほど防御力の高い敵相手でようやくこれ。

 先ほど述べたとおり他のスキルとの兼ね合いもあるので一概には言えないが、EXに限って言えばヒマリに軍配が上がる印象。

ノーマルスキル:「「ちょうどここに」」

【戦闘開始時、自身を除く味方の会心値を11.5-21.9%増加(60秒間)、スキルコストを1減少(Exスキルの使用1回分)(戦闘中に1回のみ)

 戦闘開始時に発動するノーマルスキル。

 自身以外の味方の会心値を上げるだけでなく、1回だけとはいえスキルコストを1減少させる非常に希少かつ強力なスキルで、特にスピードが求められるシーンで極めて有効。逆に60秒が経過し、全員EXを使ってしまったあとはNSが存在しないのと同義なので、序盤に効果が集中する短期決戦向けのスキルと言える。

 ウイ、フウカ(正月)のような同種のコスト軽減スキルとは効果が重複せず、あとに発動したものに上書きされる模様。

パッシブスキル(+):「少し浮かれて(+)」

【(攻撃力を365-694増加/さらに)攻撃力を14-26.6%増加】

 ともに攻撃力を増加させるパッシブスキル/パッシブスキル+。

 EXの威力を重視するならPS+まで解放したいが、防御力デバフやその他のスキル目当てでの運用なら★上げをサボれる優秀なスキル構成。

サブスキル:「鍛えられた肉体」

【味方のコスト回復力を10.6-20.2%増加】

 味方のコスト回復力を増加させるサブスキル。

 大雑把に言えば部隊のコスト回復力を約1.5倍にできるという異常な性能を持ち、現状このSSを有しているSPECIALはシロコ(水着)以外にはヒマリ、ハルカ(正月)のみなので希少性も十分。

 他のSSにも言えることだが、同種のSSを持つSPECIAL生徒を同時編成しても効果は重複しないため注意。

コンテンツ別の寸評(個人の感想です)

任務

 NSとSSの存在によりスピードアップが見込めるため非常に優秀。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 指名手配においては任務同様、NSとSSでスピードアップを図れるため非常に優秀。一方EXのデバフの有効性は微妙。

 拠点防衛はデバフも攻撃タイプも噛み合っていないが、正直NSとSSだけで十分活躍できる。

 クレジット回収はさすがにヒマリと比べると適性低め。ただしヒマリ未所持の場合のプランBとしてなら十分採用圏内。

学園交流会

 NSは面白いがさすがにヒマリの方が強そう。

総力戦&大決戦

 「ビナー」、「ヒエロニムス」、「グレゴリオ」あたりでの起用があり得そう。

 ただしInsaneまではビナーはアカネ&ヒマリを起用した方が恐らくだが早く、ヒエロニムスもそれほど防御力が高くないのであくまでTormentを視野に入れた場合。グレゴリオにおいてもナギサの方が使いやすいので恐らく最適には入らない。逆に大決戦のヒエロニムス【重装甲・特殊装甲】のTormentではナギサが使えなくなるので重要な存在になるかもしれない(ノアもいるが)。

 シロコ(水着)の最大の特徴はNSだが、戦闘開始時に効果が集中する=後半息切れする性質上、総力戦のような長期戦コンテンツとは相性が(比較的)悪い。もっとも、今後先生側の戦力が上がりすぎて、ヒマリのバフなしでも敵を倒せるようになってしまえば優先順位が入れ替わる可能性は一応ある(低難易度のタイムアタックにシュンが入ってくるのと同じ理屈)。

 また、完全に机上の空論ではあるが、「KAITEN FX Mk.0」「ゴズ」「ホド」「ケセド」のような前半戦と後半戦で仕様が大きく異なるボスに関しては、NSを活かして前半戦を迅速に処理したあとギブアップ→温存したアコ・ヒマリで本体を叩くといったロケットの切り離しブースター的な運用も可能かもしれない(「ペロロジラ」のようなグロッキーゲージの調整が攻略の鍵となるようなボスにおいても調整用部隊で出番がありそう)。逆の言い方をすればそういった環境の変化を起こし得るほど危険な生徒。

 もちろん支援値やSSは優秀なので、多凸するなら普通に選択肢に入ってくる。そもそもNSは相性が悪い! 短期決戦向け! とは言ったものの、最大5コスト削減できるスキルと比べて自信を持って強力と言えるNSを持つSPECIALがどれだけいるのか、と言われると正直答えに窮する。

合同火力演習

 敵を処理するスピードが求められる性質上、NS・SSは間違いなく有能。恐らくほぼ毎回お世話になるレベルで強い。

戦術対抗戦

 序盤の趨勢が勝敗に直結しやすい戦術対抗戦では、短期決戦仕様のNSとの相性が抜群に良好。シュンと組み合わせた上でムツキ(正月)のようなコストの軽い生徒と組み合わせて先手必勝を狙っても面白いし、ハルナ(正月)のような強力だが出足の遅い生徒の弱点を補う使い方も強そう。

 また、EXも対生徒相手なら十分強力で、固有1の時点でも屋外ならツバキに対し非会心の下限値で約9.5万ダメージ(防御力デバフ→ダメージの場合。確認してないけど文章的に多分そうでしょ……)を与えられる模様。ちゃんと計算はしていないが会心が出れば★3でもツバキを落とせそう。ただし命中値は5割を切っているので過信は禁物。さらに固有2にすると乱数次第で厄介なマリナも1撃で倒せる。なお命中値はEX非発動時で約31%。

 余計なことを言うとEX偏重の環境が加速し、アリス、メグ、シグレのようなEXに頼らず敵を倒せる生徒達の出番が奪われてしまわないか少し心配。

 もっとも対抗戦はエアプなのでよくわからない。

総評(個人の感想です)

 なんといっても注目は味方のスキルコストを減少させるNS。仕様が異なるとはいえ、序盤に使えるコストを増やすスキルが各方面で有効であることはシュンが実証済なので、NSとSSだけですでにある程度活躍が約束されている生徒ではある。

 逆にEXはデバフとしてもダメージソースとしても十分高水準ではあるものの、本職にはやや劣る印象。とはいえSTRIKERのアカネ、ノアは防御タイプ相性のリスクがあり、ナギサは対軽装備限定、ヒヨリはアリウス中心の編成しないと真価を発揮できないなど、ライバル達にもそれぞれ弱点・欠点はあるので、嚙み合わせ次第では採用の余地は十分にある。

 2.5周年直前という時期の実装&メインヒロインの3着目に相応しく、極めて高い水準のSPECIAL生徒に仕上がっている。さすがにヒマリ・アコほどの圧倒的な汎用性はなさそうだが、彼女達に次ぐ総合力を誇り、局所的には上回るポテンシャルをも秘めた絶妙な性能で、非常に財布に優しくない。スキルコスト減少とデバフ目当てならスキルレベル上げも★上げもサボれるのがせめてもの救いか。時期が時期であり、★上げの重要性が比較的低いことから、石に余裕がなければ今後の2.5周年関係のガチャですり抜けを狙う(祈る)のも手ではある。

 とはいえかつてイロハが実装され、対抗戦で猛威を奮った際にイロハを編成していない先生や、イロハの★の低い先生が集中攻撃されていたことを考えると嫌な予感がしないでもない。自分は1.5周年のセレチケが来るまで無ュンでずいぶん辛い思いをした経験から引かざるを得なかった。割と早め(当社比)に来てくれたのがせめてもの救い。

 完全に個人的なことを言わせてもらうと対抗戦でハルカの立場がますますなくなりそうだしSS被りのハルカ(正月)の出番も減りそうで辛い。

 20230720_追記。適当にすり抜けを~とは言ったものの、ガチャですり抜けを狙うことの過酷さを明示しないのは自己満クソブログとはいえさすがに杜撰かなと思ったので一応20230720時点の条件下(PU率0.7%・PU外★3合計2.3%・恒常★3=81種)において200連でシロコ(水着)を一人以上引ける期待値を置いておく(合っているかは知らない)。

  シロコ(水着)排出率 期待値/200連
シロコ(水着)PUガチャ 0.07% 13.07%
シロコ(水着)以外PUガチャ 0.0284% 5.52%
通常募集ガチャ 0.0370% 7.14%

 意外と高い?(計算が間違っている?)

 とはいえ10連で誰でもいいので★3が1人以上出る確率でさえ26.25%、30連で★3が3人以上来る確率が約6%であることと踏まえるとやはりなかなかに恐ろしい数字である。