未所持。なにもわからない。
基本情報
フルネーム | 里浜ウミカ |
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役割 | STRIKER |
ポジション | MIDDLE |
クラス | アタッカー |
武器種 | AR |
遮蔽物 | 使う |
攻撃タイプ | 神秘 |
防御タイプ | 特殊装甲 |
所属 | 百鬼夜行連合学院(お祭り運営員会) |
百鬼夜行連合学院所属、お祭り運営員会の1年生。立ち絵自体は1.5周年イベントの時点で登場していた。田舎出身らしいがキヴォトスにおける田舎とはどこを指すのか気になるところではある。個人的には独特の風土・文化を持つ百鬼夜行やRW、山海経も田舎(というより地方)の部類という印象だったが、学園が経済や行政の根幹を担うキヴォトスにおいては付近に学園がある時点で十分都会なのかもしれない。固有武器名は「お祭りの熱気」。
神秘・特殊装甲の組み合わせは、STRIKERのアタッカーではウタハ(応援団)、サクラコ等独特の性能をした生徒が揃う。
ステータス
HP | 23924 | 攻撃力 | 3777 | 防御力 | 109 |
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治癒力 | 5674 | 命中値 | 701 | 回避値 | 798 |
会心値 | 250 | 会心ダメージ率 | 200 | 安定値 | 1396 |
射程距離 | 1000 | CC強化力 | 100 | CC抵抗力 | 100 |
コスト回復力 | 700 | 防御貫通値 | 0 | - | - |
市街地 | B | 屋外 |
S(SS) |
屋内 | D |
値は★5・Lv90の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。
同役割・同武器種内で比較するとHPは26名中最下位だが、攻撃力は9位と悪くない。もっともウミカ本人の火力は花火発射台には反映されない。
装備は帽子・ヘアピン・腕時計。
スキル
EXスキル:「お祭り開始です!」
COST:3 | 花火発射台を召喚(50秒間)(最大5個まで)/花火発射台はウミカのHPの42.5%分の値が追加されたHPを持ちます。 |
花火発射台を召喚するEXスキル。
(遮蔽物を除いた)召喚物を呼び出せる生徒はT.Sを除くとヒフミ、ウタハのみ。そして召喚する場所を選べるのはT.Sを含めてもウタハ、ヒフミ、セナ、アカリ(正月)、ウミカの5名。さらにウタハは4コスト、ヒフミは5コスト(ただしSSの効果を含めると4.07)を要するため、現状最小コストで召喚物を呼び出せるスキルになる。もっと言うと(任意で)複数の召喚物を同時に設置できるのもウミカのみの個性。持続時間も50秒とかなり長い。
なお、花火発射台は通常攻撃は行なわず、後述する花火発射台自身のNS「打ち上げ……花火!」でのみダメージを稼ぐことができる。
ノーマルスキル:「た~まや~!です!」
通常攻撃10回毎に、攻撃力22.6%増加(30秒間)/さらに味方の花火発射台全体に攻撃力を122%増加(7秒間)。発射命令を送信 |
通常攻撃10回毎に発動するノーマルスキル。
自身への攻撃力バフに加えて、その場に存在する花火発射台に122%という高倍率の攻撃力バフを行ない、後述する花火発射台のNS「打ち上げ……花火!」を発動させる。
ウミカの通常攻撃は1回当たりだいたい3秒、5回攻撃を行なうとリロードし、再発射までに約3秒を要する模様。NS発動のタイミングは10回攻撃を行なった直後なので、発動の際は通常攻撃→NS発動→リロードの順番になる。
1サイクルに15秒+3秒+15秒+4秒(NS自体のモーションタイム)=約37秒(その後のリロードを含めば40秒)を要するので、50秒間しか持続時間のない花火発射台に発射命令を送信できるのは通常1回のみだが、攻撃速度アップバフをかけて50秒以内にウミカのNSを2巡させた場合も花火発射台のNSは問題なく2回発動した。
ノーマルスキル(花火発射台):「打ち上げ……花火!」
花火発射台はウミカの発射命令を受けると「打ち上げ……花火!」を発動し、敵1人に対して攻撃力の2887%分のダメージ/以後、自身に受けた発射命令は解除される/(花火発射台の能力値で計算) |
花火発射台が保有するノーマルスキル。ウミカのNS発動をトリガーに2887%という極めて高倍率の攻撃を行なう。
花火発射台の攻撃力はウミカが装備T998・固有3・絆20の時点で4092と決して高くはないが、ウミカ本体のNSにより122%もの攻撃力バフが得られる。
とりあえずアリス(メイド)との比較が下表。
生徒名 | EXダメージ(非会心) | EXダメージ(会心) | ダメージ/COST | COST | 地形 |
---|---|---|---|---|---|
花火発射台 | 560,411 | 1,367,405 | 455,801 | 3 | 最大 |
アリス(メイド) | 480,220 | 1,483,400 | 370,850 | 4 | 最大 |
自己バフ(花火発射台についてはウミカのNSによるバフも加算)のみの比較とはいえ最大火力はアリス(メイド)に肉薄しており、コストパフォーマンスでは上回るという結果に。
こうやって見るとかなり強そうだが、花火発射台は安定値がすこぶる低い(349)らしいので、その点を踏まえ再計算。
生徒名 | ダメージ(非会心・中央値) | ダメージ(会心・中央値) | ダメージ/COST | COST | 地形 |
---|---|---|---|---|---|
花火発射台 | 408,736 | 997,317 | 332,438 | 3 | 最大 |
アリス(メイド) | 427,516 | 1,320,597 | 330,149 | 4 | 最大 |
最も下振れた値と理論値を足して2で割った値(中央値という言い方で合っているのだろうか?)で比較。さすがに最大火力では差がついたが依然悪くない値。花火発射台のNSによる攻撃は多段ヒットであるため、会心厳選が難しいという欠点もあるものの、神秘アタッカー内でも屈指のEX火力を誇るアリス(メイド)とここまで張り合える時点で十分強い。
さらに言えば花火発射台は最大5台まで召喚可能なため、理屈の上ではこの5倍の火力を叩き出せる公算となる……が、EXコストの低い生徒を集中的に起用したりしない限り6人編成では2・3台が限度か。さらにEXを発動すればするほどモーションによって通常攻撃回数を稼ぎにくくなり、NSの発動頻度が落ちてかえって火力が落ちかねないのも悩ましい点。そもそもNSなので攻撃を制御しにくく、バフをかけるタイミングも難しそう。
強力だが相応に取り回しの難しいスキルと言える。
パッシブスキル(+):「現地の熱気(+)」
(攻撃力を618増加/さらに)HPを26.6%増加 |
アタッカーなので火力系のステータスが伸びてほしいところだが、ウミカはARとしてはHPが低く、花火発射台に参照される数値もHPのみのため妥当と言えば妥当。逆にPS+の攻撃力増加は花火発射台の火力には寄与しないはずなので、実は重要性は低いかもしれない。
サブスキル:「お祭りのときめき」
通常攻撃55回毎に、攻撃力を61.3%増加(40秒間)/さらに自身のスキルコストを3減少(Exスキルの使用1回分) |
NS同様通常攻撃の回数が発動トリガーとなっているサブスキル。
効果は非常に強力だが、発動条件も通常攻撃55回と激重。NS発動までとリロードを含めた一連の動作がだいたい40秒なので、単純計算で40秒×5+15秒=215秒。生放送時のゲームプレイで発動しなかったのも納得。
無論移動やEX発動などでさらに遅くなるため、現状最長の戦闘時間(4分30秒)を誇る制約解除決戦の「セトの憤怒」であったとしても発動するのは終盤になる(というよりセトがダウンする終盤に調整するのが正解なのだろうが)。
コンテンツ別の印象(個人の感想です)
任務
移動が多いためNS・SSのトリガーとなっている通常攻撃の回数を稼ぎにくく、そもそもEXで花火発射台を設置しても置いてきぼりになりかねない。適性低め。
指名手配/拠点防衛/クレジット回収
指名手配は任務と同じ理由に加えて攻撃タイプが噛み合っていない。拠点防衛も同じく攻撃タイプの問題で適性なし。
クレジット回収に関しては地形Bなので悪くはないが、時間単位での安定性には欠ける。
学園交流会
攻撃タイプ:神秘が活躍するのは主に対ミレニアムだが地形がD。とはいえ花火発射台でヘイトを稼ぎつつダメージを出せるのは面白そうな感じはする……がおそらく他の神秘アタッカー(あるいはミカ)を起用した方が無難。
総力戦&大決戦
攻撃・防御タイプが噛み合うのは「ゴズ」。火力要員としてはもちろん、花火発射台がサプライズプレゼントの囮に使えるのなら結構強そうな気はするが、分身への対応やマジカルコインハットでせっかく置いた花火発射台が壊されないかなど懸念も多い上、前半・後半通して移動が多い=通常攻撃回数を稼ぎにくいのも気になる。
「シロ&クロ」のクロフェーズでも花火発射台が火力兼遮蔽物として機能してくれそう。
大決戦まで視野を広げると、「ヒエロニムス」「ホバークラフト」あたりが候補になり得る。特にホバークラフトでは前半のワカモ(水着)フェーズにおける囮役、ホバークラフトフェーズにおける手数役どちらもこなせる(もっとも後者はサクラコ様の方が強いか)。ヒエロニムスにおいても花火発射台がウルガータの抽選対象になってくれれば面白いが何となく望み薄な気はする。
合同火力演習
「突破演習」「防御演習」「射撃演習」はいずれも移動が多く使いどころが難しい。「護衛演習」に関しても範囲攻撃の方が強く、そもそもウミカは出足の遅い生徒なので合同火力演習との相性はよくなさそう。
制約解除決戦
ウミカとほぼ同時に実装されたコンテンツなだけあり、既存の6人編成コンテンツと比べるとコストの融通が利きやすく、相対的な相性はよい。
特に「セトの憤怒」においてはタイプ相性はもちろん、「EX被ダメージ量減少の影響を受けない」「終盤、安定値に左右されずダメージを与えられるタイミングがある」など、ボスの仕様とウミカの性能が非常にマッチしている。
とはいえ100階以降のクリア部隊編成を漫然とチェックしてみた感じ、起用していない編成も多く今のところ必須という訳ではない模様。
戦術対抗戦
オート操作とは相性が悪い上に出足も遅く、敢えて起用するメリットはなさそう。耐久面の不安もマイナス。
全体的な印象(個人の感想です)
生徒本人ではなく召喚物がダメージを稼ぐ変則アタッカー。
火力を出すためには一つでも多くの花火発射台を設置したいところだが、EXを発動すればするほどNS・SSの発動条件となっている通常攻撃の機会が失われてしまうという悩ましい性能をしており、取り回しは正直かなり難しそう。一方で花火発射台は複数設置でき、コストも軽く、持続時間も50秒と長い等、召喚に関するパフォーマンスは良好で、火力にこだわらない起用も想定できなくはない。
現在の主流である、アコ・ヒマリ等で1人のアタッカーを集中的にフォローするワントップ編成とは相性が悪いものの、複数部隊で攻略する際にはむしろこれらの有力生徒の奪い合いを避けられる、というポジティブな見方もできる。
どちらかと言えばコストの融通が利く制約解除決戦での活躍を想定した性能だが、条件が噛み合えば総力戦でも採用の余地はある。編成する際には通常攻撃回数を底上げできる攻撃速度アップ系のバッファーや、花火発射台をまとめてフォローできる範囲バッファーと組み合わせたい。
すでに引かなかったことを後悔しつつある生徒。