ブルーアーカイブのブログ

個人的な備忘録用です。

生徒:イチカについて(20231006時点)

多忙。

基本情報

フルネーム 仲正イチカ
役割 STRIKER
ポジション MIDDLE
クラス

アタッカー

武器種 AR
遮蔽物 使う
攻撃タイプ

振動

防御タイプ 重装甲
所属 トリニティ(正義実現委員会)

 割と目を開けるタイプの糸目キャラ。

 実装と同時に開催されたストーリーイベント「TRIP TRAP TRAIN」では先生の相方として主役級の待遇を受けた。トリニティの生徒として、あるいは正義実現委員会の一員としてつつがないふるまいを心掛けているが、本来の気質とは異なる様子。また、ストーリーイベント「聖堂のメリークリスマス」によると百鬼夜行と関わりがあるとのことなので、さらなる掘り下げに期待したい。

 固有武器名は「レッド・ドラゴン」。なんとなくイチカのイメージと合致しないネーミングだが、同時に実装されたイチカの固有武器名が「レッド・レクター」なのでそちらに合わせたのだろうか。

ステータス

HP 26465 攻撃力 3783 防御力 105 治癒力 5603
命中値 708 回避値 790 会心 202 会心ダメージ率 200%
安定値 1380 射程距離 650 CC強化力 100 CC抵抗力 100
コスト回復力 700 市街地 S(SS) 屋外 屋内

 値は★5・Lv87の基本ステータス。絆ボーナス等はなし。

 攻撃力はSTRIKERのアタッカー68名中34位とほぼ真ん中。もっともARの中では34名中7位と高順位ではある。その他もARらしく?突出して低いステータスも高いステータスもない平均的な性能。

 装備は帽子・ヘアピン・腕時計。

スキル

EXスキル:「ちょっと失礼するっす」
COST:6

扇形範囲内の敵に対して、攻撃力の1380%のダメージ

 正義実現委員会のメンバー2名を呼び出して代わりに射撃してもらうEXスキル。攻撃範囲と威力を兼ね揃えた大技だが、コストも6と高め。既存生徒の中ではヒナやノノミのようなイメージだろうか(気持ちスキル構成も似ている)。8回HITするため、条件を満たす場合はSSの追加ダメージ4.4%×8回の35.2%が加算され1400%を超える威力となる。

 既存の振動タイプアタッカー達(+どうせなので名前を出したヒナ&ノノミ)のEXとの比較が下表。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 ダメージ/COST COST 地形
ハナコ(水着) 311,467 1,565,350 782,675 2 最大
イチカ 729,833 3,029,260 504,876 6 最大
モミジ 380,188 1,578,009 394,502 4 最大
ヒナ 563,472 2,338,746 334,106 7 最大
ノノミ 270,639 1,522,353 304,470 5 最大

 どちらかと言えば火力が求められるタイプだと思ったのでアコ・ヒマリ想定。

 コスト効率ではハナコ(水着)に劣るものの、既存生徒と比べても十分優秀と言える火力。運用する際はなるべくウイ等を編成し、取り回しの悪さを軽減したい。

ノーマルスキル:「正義実現委員会の連絡網」
30秒毎に、振動特効を63.1%加算(25秒間)

 振動特効を加算するノーマルスキル。

 倍率は63.1%、効果時間とクールタイムの差は5秒間だけと極めて強力な内容となっており、イチカの強さを支える存在と言ってもそう過言ではないはず。

 逆の言い方をすれば、このスキルが意味をなさない対弾力装甲以外との戦いではかなりのハンデを強いられることになる。

パッシブスキル(+):「鋭い本能(+)」
(攻撃力を639増加/さらに)命中値を26.6%増加

 PS時点では命中値が、PS+まで開放すると攻撃力が増加。ARは命中値が困らない程度には高いので、PSは正直微妙というか意図が見えてこない。あとで手のひら返しさせられる可能性はある。

サブスキル:「そういう時もあるっすよね」
攻撃時、隠れていない敵に対して攻撃力の4.4%分の追加ダメージ

 イオリと同じ条件のサブスキル。手数の多いARは追加ダメージスキルと相性がよい……もののさすがに倍率が少々貧弱。

コンテンツ別の所感(個人の感想です)

任務

 威力・範囲ともに対複数性能は申し分なし。コストの重さが懸念材料だが移動の間にある程度コストを回復できるのでそこまで気にならないはず。

指名手配/拠点防衛/クレジット回収

 タイプ相性的に目立って噛み合うコンテンツはない。

学園交流会

 同上。学園交流会では対複数性能の需要は低め。

総力戦&大決戦(Insane以上)

 イチカの生命線、は言い過ぎかもしれないが、強さを支える大きな要素となるNSが機能しない現状の総力戦&大決戦での活躍は厳しそう。一例として総力戦「ペロロジラ」における対ペロロミニオン想定のダメージを比較したものが下表(レベル差は未考慮)。

生徒名 EXダメージ(非会心 EXダメージ(会心 EXダメージ(会心)/COST 地形
イチカ 69,581 267,930 44,655 屋外
ハナコ(水着) 42,969 203,064 101,532 屋外
ヒナタ 37,088 197,498 32,916 屋外
カリン(バニーガール) 73,356 282,469 40,353 屋外

 今回は屋外&アコ・ヒマリ想定。

 厳しいと言ったがこうやって見ると結構やれそうな気もする(優柔不断)。とはいえヒナタとBGカリンはこれに加えてNSでもダメージを稼ぐことができ、+カヨコ(正月)のアシストも受けられる。デザイン的にメイン火力としての運用が想定されてそうなイチカにとっては特に後者のハンデは致命的で、対特殊装甲が相手だと2番手以降に甘んじざるを得ない。

 そもそも対特殊装甲相手だと、傑出したアタッカーであるヒナタの存在が非常に厄介。幸いイチカはヒナタの苦手とする市街地が得意・命中値が高い等、差別化できる点はあるので、対特殊装甲で運用する際はそこに活路を見出したい。

 また、カヨコ(正月)が閉め出されてしまう「グレゴリオ」や、ライバルのヒナタの火力が下がる「KAITEN FX MK.0」の市街地では、ヒナタ+カヨコ(正月)でカイテンジャーフェーズを仕留めきれなかった場合に出番が見込めるかも。「ケセド」の雑魚処理要員としても使えなくはない。EXは正直オーバースペック気味だが、神秘タイプは貫通タイプと比べると雑魚処理要員の層が薄い(正確には対重装甲相手に出張ってくれる爆発アタッカーのような存在が貫通タイプに少ない)ので、頭数が欲しいなら十分選択肢に入ってくる。あとは「ホバークラフト」における追加ダメージを活かした攻撃回数確保要員か。

 こうやって書き出してみると最適解にこだわらなければ結構出番は多いのかもしれない。

合同火力演習

 威力・範囲が高水準なアタッカーとして、「防御演習」「突破演習」においては対弾力装甲はもちろん対特殊装甲でも活躍が見込める。

戦術対抗戦

 EXはコストがかなり重いものの、半減のハナコ(水着)にすら屋外・追加ダメージ不算入・非会心下限値で約3.8万。8回中何度か会心が出れば十分撃破を狙える値。

 防御タイプ:重装甲も環境的には追い風で、ムツキ(正月)・ハナコ(水着)のEXは育成が五分なら会心が上振れなければ耐えられるはず。ハルナ(正月)のEXも非会心なら1発分は耐えられる。

 言いたくないがPSのおかげで命中値が高いのも戦術対抗戦に限っては大きな意義があり、運の要素はあるものの、現環境に一石を投じる馬力は十分に備えている。起用する際はなるべく早めにEXを発動できるよう、シロコ(水着)やシュンのようなコスト要員や、ミヤコ(水着)やムツキ(正月)のような低コスト生徒と組ませたい。

 欠点としては重装甲タンクには弱いことと、射程650であることか。

全体的な所感(個人の感想です)

 中間管理職的な印象とは裏腹に、ゴリゴリの正統派メインアタッカー。

 EXのスペックは雑魚処理に用いるには威力もコストも過剰気味なので、基本的には「HPの高い複数の強敵」との戦いを主眼に置いたデザインと言える。

 同コンセプトの生徒たちと比較しても強力な性能なのは間違いないが、現時点では弱点特効の恩恵を受けられるコンテンツが限られており、最適アタッカーとしての活躍は少々望み薄。やはり防御タイプ:弾力装甲の総力戦等、攻撃タイプ:振動のアタッカー達が存分に活躍できるコンテンツの実装が待たれる。特にイチカは高コスト・高威力・広範囲アタッカーというややピーキー寄りのデザインなので、結局のところ活躍できるかは相性のいいコンテンツが来るかどうかにかかっていると言わざるを得ない。

 実装時点ではカスミにばかり注目していたが、記事を書いているうちにポテンシャル自体は結構高めの生徒なのではという気がしてきた。バフではなく倍率で殴るタイプのアタッカーなので、各種のバフの効きがいいのも個人的には好印象。敢えて不安材料をあげるなら防御タイプがウイと異なる点と、振動の頭数が揃う過程でヒナタやアルのような規格外のアタッカーが実装されないとも限らない点か。